「アイデアのつくり方」 ジェームス・W・ヤング

仕事帰りに八丁堀の紀伊国屋書店をブラブラしていて、マーケティングの棚を見ていたら、「アイデアのつくり方」という薄い本が目に入った。そして目を引いたのが、解説を竹内均がしていたことだ。竹内均といえば、中学校の頃の愛読書「ニュートン」の編集長で、地球物理学者。自分の科学への憧れの原点を作ってくれた人というイメージがある。マーケティングと竹内均がどうしても結びつかず、つい、手に取ってしまった。また、帯に書いてある言葉が魅力的だ。

「60分で読めるけれど一生あなたを離さない本」

しかも、800円と安い。

実際、60分ほどで読めてしまうのだが、サラッと読んだだけではホントの心や核心までは理解できない。ただ、根幹は割とシンプルだし、自分の経験とシンクロするような部分も多いと感じた。

自分がそれほどアイディア豊富な人間とは思わないから参考にはならないと思うけど、自分の場合、興味のある項目を常にいくつか抱えていて、それに関する興味を数年スパンで持ち続けている。常にすべての項目に対して興味があるわけではないが、同じようなところをずっとグルグルとしているような感じ。まぁ、このブログ自体、そんな感じだろう。他人にとってはしょーもないようなことを、グルグルと楽しんでいる。思い悩むとか、苦悩するとかそういうのとは全く次元が異なる。ただおもしろいから考えているだけのことだ。

そうこうしているうちに、まさに異質なものを組み合わせたらもっとおもしろいんじゃないかというアイディアが湧いてくる瞬間に出会うことがある。自分の場合、寝る前とか起きた瞬間、あるいは人と話しているときにシンクロして一体化するような感覚を感じることが多い気がする。

読み終わった後、もう一度すぐに読んでみようと思わせる本だった。

 

アイデアのつくり方

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