今日のペンケース

今日のペンケース。

今日はシンプルです。

上からサラサクリップ3C、サラサナノ0.3、ノックペンシル、そして、フィルムインデックス。

先日、ロフトに行った時、ポストイットのフィルムインデックスを見つけました。682-1-Bという型番だと思います。

シールタイプのインデックスは紙に貼ると取りにくいので、どうしても慎重になります。フィルムインデックスはインデックスっぽい印刷がされたフィルム付箋なので、自由に剥がすことができます。

私は仕事で使うノートにこれをペタペタ貼っています。重なったり、裏向きになっていたり、そういうことは気にしません。要らなくなれば剥がして捨てます。私は行動を意図的にルール化するのが好きじゃないので、こういう気軽さが気に入っています。

余談ですが、最近は紙のノートをあまり使わない人も見かけますが、私は紙じゃないとダメです。もちろん、パソコンも使いますが、思考の軸は紙のノートです。大学では実験ノートに空白を作るなと習いました。これは改ざんなどを防ぐために必要な場合があります。でも、私のノートはかなりスカスカです。あとで書き込みをしたり、メモを付け加えるためです。混沌と整然を繰り返すことで少しずつ理解が深まります。1から順に整然とやるってのがなんにしろ苦手なんだと思います。

新サラサグランド

リニューアルしたサラサグランドを買ってきました。色はマットブラックでボール径は0.3です。マットブラックにはよくみると小さなラメが入っています。

ひとつ目の違いは、ノック部の形状です。

左:新、右:旧

クリップが下に下がり、ノック時に指にあたりにくくなっています。

デザイン的には旧タイプの方がスッキリしててスタイリッシュです。ただ、新タイプもこんなもんだと思えば特に違和感はありません。

ふたつ目は重量が軽量化されています。公式では新タイプが19.3 g、旧タイプが24.2 gとなっています。

下に新、旧、限定サラサグランドの重量をまとめてみました。数値は実測値です。ちなみに、インクによる差をなくすために、インクは全て同じに揃えています。

 

前軸重量(g)

後軸重量(g)

インク重量(g)

総重量(g)

新サラサグランド

7.4

9.4

2.7

19.5

旧サラサグランド

9.0

12.8

2.7

24.5

限定サラサグランド

9.3

13.2

2.7

25.2

前軸も後軸もそれぞれ軽量化されているようです。この差は明らかに体感できます。重心は若干低重心化しているようにも思いますが、大きな違いはありませんでした。旧タイプもそれほど使いにくいというほどの重量ではありませんが、新タイプは日常的に使うのに違和感のない重量です。

似たような重量の有名どころのペンを挙げると、グラフギア 20 g、ケリー 21 g、モノグラフファイン 22 gです。シャープペンシルとしてはちょっと重めの部類にはなりますが、これよりも新サラサグランドは軽いことになります。

三つ目の違いは、リフィルの繰出量です。

左:新、右:旧

サラサグランドはペン先が少し太くて丸い形状をしているため、若干ペン先が見ずらい感じがします。0.5 mmだけペン先が伸びたことで、視認性が結構向上したように感じます。ただ、個人的に大きな差は感じません。

以上が公式サイトにも掲載されている違いです。

私的にはもうひとつ大きな違いを感じました。それはグリップ力の向上です。

左:新、右:旧

左:新、右:旧

 

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、新タイプは塗装面の表面粗さが若干小さくなっていて、グリップ力が明らかに向上しています。ただし、色による差なのか、製造ばらつきなのかは分かりません。

ラバーグリップのないペンの表面仕上げや塗装は私にとっては結構重要です。光沢仕上げの場合、それほど問題はありませんが、メッキ仕上げなどは滑ることがあります。光沢仕上げのベストな仕上げは樹脂の無垢かちょっと柔らかめのクリア塗装です。難しいのはマット仕上げです。表面粗度が上がると、指との接触面積が減るので、トライボロジー的には摩擦力が低下します。マット面が粗いとグリップ力の低下を感じます。かといって平坦に仕上げすぎると光沢が出てきてマットさが失われます。マット塗装は塗料の選定や仕上げをきちんと管理しないと私としてはダメな軸になってしまいます。

余談ですが、シャープペンシルなどのローレットも同様です。かつてのステッドラーのREGのローレットは個人的には全く手に合いませんでした。あまり好きになれなかったからか、どこかで無くしてしまいました。

サラサグランドに話を戻します。

左からグリップ力の順に並べるとこうなります。

グリップ力の順番: 限定 >> 新 > 旧

ちなみに、前軸と後軸のネジは新旧で同じようです。ですから、こういうこともできます。

ゴールドの部分がよく合います。

ただ、こうすると全体の重量が21.4 gになり、軽量さが失われます。低重心が好きな人はこの組み合わせもありだと思いますが、私はデフォルトの軽量な感じの方が好みでした。

初代サラサグランドはペン先のグラつきが気になって購入しませんでしたが、2代目(旧タイプ)はペン先にブレンと同じ技術が使われていてかなり進化を感じました。今回の新タイプは初代から2代目ほどの進化は感じませんが、ひとつの完成系だと言っていいと思います。グリップ部が真鍮クリア塗装のものがそのうち限定で出ると思いますが、それが真の完成系になると思います。

テプラを剥がすのにケガキ針が使える2

昨日の方法よりももう少しスマートにできないか試してみました。

まず、ケガキ針を準備します。

剥離紙の角の部分に線を入れます。

大きいとダメで、1,2mmの小さい線を入れる感じです。あと、力を入れすぎると表に線が出るので力加減は練習が必要です。

線が谷になるようにテープごと軽く曲げます。

すると剥離紙だけが小さくめくれます。この加減も少し練習が必要でした。

あとは爪でつまむなり、ケガキ針を突っ込むなどすれば、剥がれます。

昨日の方法が60点だとしたら、今回の方法は70点くらいです。

ちなみに、爪で剥がすのは30点です。

テプラを剥がすのにケガキ針が使える

テプラを時々使いますが、なんと言っても剥がしにくいのがネックです。爪でカリカリやってもなかなか剥がれてくれませんし、焦ると爪の間に入って痛かったりします。

いい方法はないものかと思い、手元にあったノック式のケガキ針を使ってみました。

ノック式のケガキ針はこんなものです。

 

digistill.hatenablog.com

使い方は簡単で、テプラを左指で摘み、右手に持ったケガキ針の先端を端面に当てるだけです。そうするとケガキ針がいい感じで剥離紙とテプラの間に滑り込んでくれます。

薄いのでそんなに簡単に行くか?と思いますが、人の指先は結構よくできているようで、思ったよりも簡単にできます。

このケガキ針は先端は硬くて尖っていますが、針の太さは1 mmもあり、先端の勾配は割と鈍角です。

この形状がいいのかもしれません。

ちなみに、このケガキ針はダイヤモンドの次に硬いと言われている超硬合金でできています。大抵のものに傷をつけることができますが、衝撃には弱いので落としたりすると割れる可能性があります。

読書の時の便利グッズ 「ウカンムリクリップ」

人気のウカンムリクリップを買ってきました。

私は学生時代から書見台を使っています。しかしながら、机の上を占有して邪魔なので、いちいち片付けています。技術書は分厚いものが多いし、同じページを開きっぱなしにして、パソコンやノートに向かうことが多いので、こういうクリップは便利そうです。

品薄で入手しにくいという噂を見ていたのですが、廿日市のゆめタウンの文房具コーナーには何十個も置いてありました。しかし、透明は全部売り切れでした。ロフトに行くと透明が3つ売っていました。私が買った直後に女子学生が一つ透明を買って行きましたので、人気があるんだと感じました。

ミッテ(mitte)というクリアなカラーのものもありました。

技術書を挟むとこんな感じ。

浅く挟んでも結構しっかり止めてくれます。

試しに600グラムまで計測できる測りを挟んでみると、ギリギリエラーが出る感じです。

1 kgまで測れるキッチンスケールが壊れているのでちゃんとした数字は分かりませんが、感覚的には700 ~ 800 gfの間だと思います。

ちなみに、バネの力は変位に比例しますので、開く量によっても力は変化します。この場合の変位はバネが全く変形していない状態をゼロと考えます。クリップは最初からプリロードがかかっていますので、全く開いていない状態でもある程度バネが変形していることは考慮しておく必要があります。

使うことはないと思いますが、試しにブルーバックスを挟むとこんな感じ。

次はほぼ日手帳weeksメガ。

寸法はこんな感じです。

10センチメートル前後の幅が取れる本なら掴めると思います。

ちなみに、こういう感じに自立するので机の上に置きっぱなしにしておいてもそれほどスペースを取らないと思います。

 

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