梅の木があったので近づいたら、メジロが10匹くらい飛び回っていた。メジロは雀より一回り小さくて、飛び方が軽やかでやわらかい。
田舎ではこの時期になると父親がメジロを捕まえて竹ひごでできた小さなかごに入れていた。トリモチを木に仕掛けて捕るのだ。今思うとかわいそうに思うが、子どもの頃はその小さな鳥が可愛くて好きだった。木から落ちた野鳥のヒナも拾って飼ったりしたことが何度かある。インコを飼って、繁殖させたりもしていた。
鳥って一見表情がないようだが、実は結構感情豊かだ。機嫌がいい時と悪い時もはっきりわかるからおもしろい。