Lightroomのノイズリダクションの評価は高いが、一方で粒子を加える「粒子」効果が存在する。ノイズを取って「粒子」を乗っける意味がよくわからなかったのだが、実際、そういう作業をよくしている。昨日の写真もそうだ。
でも、なんとなく消して、戻して、みたいなことをしているようでしっくりとは来ていなかった。
さっき、下のリンクの記事を読んでいたら開発者の言葉があった。
アドビ・プロダクトマネージャーに聞く「Lightroom 3」の今とこれから - デジカメWatch
フィルムカメラが主流だった時代は、一貫した見かけを保つために、常に同じフィルムを使っていたと思います。しかしデジタルカメラにおいては、それぞれのカメラで、異なるノイズの特徴を持っています。
芸術的な効果を出すために粒子効果を盛り込むことによって、昔のフィルムにあったような一貫性を、デジタルの環境でも持たせることができると考えて、搭載しました。
なるほど、一貫性を保つためというのが目的のひとつということなのだ。つまり、「粒子」はノイズをのっけているわけではなくて、あくまでも「粒子」を乗せる処理であるというところがポイントなんだろう。
深いな。
下に粒子効果を加えたものと加えないものの比較を乗せる。等倍写真を画面でキャプチャしたものだ。
ちなみに、粒子は以下の条件で乗せてある。
適用量: 26
サイズ: 25
粗さ: 50
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