キヤノンEOS Kiss X7

キヤノンEOS Kiss X7

カメラは大きいよりも小さいほうが持ち歩きやすくていいと思う。
最近はミラーレスが増えてきて、その小ささは魅力的だと思う。コンパクトでレンズ交換できて画質もいいとなると、1台は持っておきたい気がする。
でも、一眼レフの実像をリアルタイムで捉えてシャッターを押す醍醐味も捨てがたい。
目的物はデジタル写真だが、撮影時、ミラーからかいま見える実像とその間には想像力という補完が必要だ。想像力で仕上がりを予想するという行為は、目的物であるデジタルデータに観念を封じ込める瞬間であるともいえるかもしれない。

自分の場合、普段はコンパクトカメラしか持ち歩かない。普段の撮影は、記録でしかないからだ。一方、趣味の撮影の時はだいたい一眼レフだ。レンズも単焦点が多い。便利すぎるとおもしろくないからだ。できることなら、時にはデジタルカメラですらない方がいいくらいだと思っている。

EOS Kiss X7は一眼レフカメラとしては驚異的に小さい。EF 40mm F2.8 STMとの組み合わせだと540グラムに満たないほどの重量だ。存在感としては愛用しているPENTAX K-7くらいのほうがいいけれど。時にはちび一眼レフでお散歩写真ってのも趣味としてはいいかもしれないなぁ。X7くらい小さいと出張でも持っていけるかなと思えるかもしれない。

ちなみに、今の出張カメラはオリンパスのTG-2。これは最強の仕事カメラだと思う。

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