まず、たくさん撮影してみる

連続ツイートを連結してみた。

今年の夏は雨ばかりだったし、GRも合計一ヶ月程修理に出していたので、思うようにGRを使えなかったんだけど、最近は晴れた日が多くていい感じで使えている。

最近は平日も極力一枚以上は写真を撮ろうと意識している。

それほど多くのシャッターを押せるわけではないけど、日々、撮り続けるという行為を通して、どんどん写真から力が抜けていくのを感じている。

そもそも、写真雑誌やコンテストに応募する気はないんだけど、価値の方向性として、そういうものがひとつの価値のベクトルであるとは感じていた。

いわゆる上手な写真というやつか。

広角単焦点レンズ、Pモードで目についたものを撮影していると、なんとなく心が高揚していることがある。自宅に帰り、撮影した写真を見ると、何だつまんないなということが多いんだけど、それでも、あぁ、なんか色々写ってて楽しいなぁと思うことがある。

構図だのピントの位置だの露出だのもう一歩近づいて撮りましょうとか画面から無駄なものを省きましょうとか水平をきちんと取りましょうとか、そういったことを一旦すべて脇に置いておいて、とにかくまずは撮ることを体に覚えさせようと思うのだ。そうして脱力する中で、少しずつ見えてくるものがある。

それは写真的ななにかではなくて、あぁ、今日も生きたなぁという、実感だ。

もちろん、写真を人に見せるということは表現なので、表現の手法も大切だ。でも、まず、手法よりも大切なことに気がついておくことが大事だと気がついた。

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