頭が良くなる文房具で紹介されていたLAMY AL-starが気になって買ってきた。カラーは2017年限定のpacific。
ここで少しおさらい。ラミーのアルスターには3種類のペンがある。万年筆、ローラーボール、ボールペンだ。ローラーボールというのはいわゆる水性ボールペンのことだ。
ノック感は結構固く、かっちりしている。店頭で試した中には金属と部品がちょっと擦れているような感じのものもあった。できれば試して買いたいところだ。
ラミーの他のペン(万年筆)と比べてみた。
他の油性ボールペンと比べてみた。
↓左から、パイロット スーパーノック、トンボ ZOOM707、ラミー アルスター、パイロット TIMELINE、パイロット OPT、パイロット Dr.グリップ。
アルスターは平均的な大きさといったところか。こう見るとZOOM707は細いけど短いわけではない。
筆跡を他の油性ボールペンと比べてみた。ちなみに、リフィルは本で紹介されていた中字の青だ。
↓青い☆はいわゆる新油性タイプのボールペン。
ネット検索をすると、ラミーの油性ボールペンリフィルを国産の低粘度油性ボールペンに置き換える改造が紹介されている。実際に書いてみると、ラミーの油性ボールペンの書き味が悪いわけではない。典型的な油性ボールペンだが、なめらかで書き心地がいい。ジェットストリームのような新油性ボールペンが好みの人には確かに使いづらいと感じるかもしれない。そういう自分も新油性を使い始めたころにはそう思っていたからだ。
少し前にも書いたように自分は油性ボールペンを使うのに強い筆圧が必要ないと思っている。軽い筆圧で書いても全く問題なく筆記できる。若干色が薄いので、新油性並みの濃い筆跡を出そうとすると力が入ってしまうのだと思う。
しかし、旧油性には旧油性のメリットがある。インクの持ちがよく、ペン先が滑りすぎない。旧油性と新油性をくらべてみよう。紙はロディア。
別の紙だが、拡大して観察してみる。
↓アルスター
アルスターは筆跡は薄めだが、均一でインクのムラがない。
↓ジェットストリーム
筆跡は濃いが、インクの出方が均一じゃないことがわかる。
↓ドクターグリップ
カスレが見られ、ところどころインクだまりが落ちている部分がある。
この結果をどうとらえるか、どれが好きか嫌いかは人それぞれが決めることだ。自分はアルスター含め、旧油性ボールペンの書き味が嫌いじゃない。わざわざ新油性インクにする必要は感じない。ただ、ラミーのリフィルの最大の欠点は高すぎること。一本で定価800円なので、大量に筆記するのに常用するのはきびしい価格だ。
こんな感じで使うのもいいかなぁ。
LAMY ラミー ボールペン 油性 替芯 ペン先M(中字) ブルー LM16BL M 正規輸入品
- 出版社/メーカー: LAMY
- 発売日: 2013/01/06
- メディア: オフィス用品
- この商品を含むブログを見る