KEEP消しゴムは小中学校の時によく使っていた記憶があります。しかし、その後、あまり見かけることもなく、自然と使うことがなくなりました。
調べてみると株式会社ホシヤが販売している消しゴムでした。今回、それを大量にいただきました。見た目は昔と全く変わってないです。
KEEP消しゴムで一番特徴的なのはこれです。
何を言いたいかわかりますか?
多くの消しゴムは右手で使う際に、文字が正対するように配置されています。しかしながら、KEEPはひっくり返っています。以前、YouTubeライブのトークで他故さんがそれに触れていて気がつきました。特に理由はなかったような気がしますが、詳細忘れました。
まぁ、逆から出せばいいだけのことなんですけどね。
つまり、これはパッケージデザインの問題というより、消しゴムをケースにどう入れってパッケージングするかという問題です。特にデザイン変更が必要ないのにこの配置を続けているということは何かこだわりがあるのかもしれません。
ただ、1枚目の写真を見てください。香り付きの最近発売された消しゴムは、多くの消しゴムと配置が一緒なんです。
消しゴム、結構たくさん持ってたなと思って、自宅にあるものをかき集めてみました。
一番使用頻度の高いのがもうだいぶ小さくなっていますが、リサーレプレミアムです。
これに加えて会社にWエアインとSEEDがあります。
消しゴムとしてはコシが強めで好みです。手持ちのどの消しゴムともちょっと違います。
ところで、消しゴムといえばひとつ思い出があります。
わたしの祖父は沖縄に住んでいました。戦後、沖縄がアメリカの施政権下にある時には故郷に戻ってくることはできなかったそうです。私が生まれた年に沖縄が返還されました。それから年に1、2回鹿児島に帰ってくるようになりました。当時は深く考えたことがなかったんですが、時々、ビーフジャーキーやスパム、チョコバーなどが我が家にあったのは祖父が米軍基地から送ってきてたんだと思います。私はキスチョコが大好きでした。祖父は水彩画が得意で、滞在中に絵を描いていたのを覚えています。今でも実家の居間には守礼の門の大きな絵が飾ってあります。守礼の門を描いているときもよく覚えていますが、それが何の絵なのかはよく分かってませんでした。だいたい、じぃさんがどこから来ているのかというのもあまりよく分かっていませんでした。気がついたら、いつの間にか家にいて、そして、しばらくするといつの間にかいなくなってるというイメージです。
小学校1年だったか2年の時だったか忘れたのですが、私は居間で宿題をしていました。私はノートの裏がボコっと膨らむくらいの筆圧で書いていたので、よく鉛筆の芯を折りました。道具の使い方が下手だったので、消しゴムの使い方も荒かったんだと思います。祖父が近づいてきて消しゴムの使い方を教えてやろうと言いました。その消し方が独特でした。軽く縦にスススッと文字をなぞり、次に、横に、そして縦に・・・と2、3回繰り返していました。そんなちまちまと消さないよ、もっと力入れてゴシゴシやらないと〜と思っていたのですが、じぃさんの消し方でも確かに消えました。真似することはありませんでしたが、道具には使い方があるんだということを教わったような気がします。今、祖父の消し方を真似したら、1回目からよく消えるんですね・・・。消しゴムの性能が良くなったからでしょうか。
天国にいるじぃやんに教えてあげましょう。今の消しゴムは何度も擦らなくても良く消えるよ。