これまでDr.Gripのシャープペンシルとか使ったことあるけど、ソフトタイプを買ってしまったからかブニブニしていて気持ち悪いと思った。今では会社の机の奥に押し込められている。
噂によるとG-SPECの新A-inkの評判がいいらしい。
そこで、Dr. Grip G-SPECのボールペンを買ってみた。568円だった。ノーマルタイプのグリップは割と硬めに作られていて、ブニブニした気持ち悪さはない。持っているボールペンのグリップよりも一回り細い感じがするのは気のせいかな。
ボールペンの重量バランスはペン回しをしてチェックすることにしている。自分で見いだした評価方法だが、回した感じでだいたい使いやすいペンかどうかわかるのだ。なかなかいい感じだ。
注目の書き心地だが、4色ボールペンの書き心地と比べるとワンランク上だということがすぐにわかった。ほとんど力を入れずに筆記しても濃い筆跡がくっきりと紙に乗り移る。下手なゲルボールペンよりも気持ちがいい。インクがなくなるまでこの性能が維持されるようならば、太鼓判を押してもいいだろう。これの3色ボールペンがあれば最高なんだけど、リフィルがぶっといので無理だろうな。もし作っても実用的じゃない太さになると思う。
また、口金が金属でノック式にも関わらずペン先がカチカチすることが全くない。これはリフィルの先が割と剛性があることが一つの理由だろう。もう一つは、口金の開口部の奥にもう一段金属の筒があるのがポイントだろう。おそらくこれは口金と別の部材だと思う。口金の成形では十分な精度が出にくいので、精度の良い金属パイプを組み合わせることでリフィルの位置決めの精度を出しているものと思われる。ペン先は全く動かないわけじゃなく、手で触ると明らかに動くのが見える。でも、リフィルと金属パイプで程よく剛性を保つことで急激な動きにならずカチカチ言わないものと思われる。なかなかよく考えて作られてるようだ。
三菱鉛筆のuniパワータンクのプラスチックリフィル版よりも書き心地いいんじゃないかな。(金属リフィルは使ったことがない)
まぁ、割と満足度の高いGスペなんだけど、メモや勉強のときは多色ボールペンじゃないといけない身体になってしまっているので、書類を書くときか計算くらいにしか使い道がない。