読書力、上機嫌の作法

斎藤孝の本を続けて読んでみた。
最近は小説はあまり読まなくなったが、読書はぼちぼちしている。これといって読むテーマは意識していないが、おもしろい本を読むとやっぱり読書ってのはした方がいいなと思う。優れた人がじっくり考え抜いた文章とじっくりとつき合う行為はテレビやインターネットとはまた別の良さがあると思う。音声や映像は良質であればある程本質とかけ離れるみたいなことが書いてあったけど、確かにそういう側面はあるかもしれないなと思う。自分のペースで自分がおもしろいと思える本に出あればいいなと思った。
上機嫌の作法を読んでいて、大学に入学して関東に初めて出てきたときや、初めて就職したときのことを思い出した。世の中には不機嫌が充満していると感じたときのことだ。それはおそらく自分の心理状態も大いに関係していたと思うのだが、当時自分は確かに世の中は不機嫌だらけだと思っていた。不機嫌に対抗するためには不機嫌で返すのがお作法とでも言わんばかりに街行く人々が不機嫌に見えた。今思えば、そんな人ばかりではなかったとは思うのだが。上機嫌を技の領域にまで引き上げ、上機嫌で生きて行くといいことあるよってことを改めて感じさせてくれた本だった。

読書力 (岩波新書)

読書力 (岩波新書)

上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)

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