ZOOM707の油性ボールペン版をゲットした。
左がボールペン、右がシャープペンシル。
見た目はほぼ同じ。
ペン先はこんな感じ。
リフィルはいわゆる4Cと呼ばれるタイプで金属製。
書き心地はいわゆる昔ながらの油性ボールペンだ。
筆跡はこんな感じ。
旧油性タイプなので、新油性のジェットストリームやゲルボールペンの筆跡よりも薄目でシャープさに欠ける。拡大しているのでそんな感じにも見えるが、実際は気になるほどではない。スタイルフィットの0.28程ではないが、0.7mmという割には線が細いので、手帳などに書き込む際には有利だ。実際、ジブン手帳の1マスに1文字書き込むことができるほどだ。
シャープペンシルと同様、細いわりに書きにくくないというか、筆記に特別何か工夫が必要な感じはなく、ごく自然と文字を書くことが可能だ。普段使いの筆記具として胸ポケットに差し込んでおくといいかもしれない。
ペンの後端を見ると、ノックしたくなるが、ボールペンはひねってペン先を繰り出す仕組みになっている。
これは細すぎてノック機構が入らないからだそうだ。ちなみに、ZOOM727という707をノック式にしたようなペンが存在するが、若干全体的に太めになっている。
ペン先を完全に繰り出すためには球を二回転程する必要がある。二回転は若干多めな感じがあるが指先をスッとひねれば一発で全量繰り出すことができる。
個体差なのか、最初と最後に遊びがある。出すときは全量出たあと、若干回せる余裕があり、回すとばねで戻されるような感じになる。ただ、ちょっと強めにひねるとひねり切ったところで止まることもあり、若干気持ちが悪い。また、ペン先をひっこめるときは、完全に引っ込んだ後でも半回転ほど回る余裕があり、完全に回すと蛇腹のラバーと球の間にすき間ができてかっこ悪い。
回転機構には剛性感とか重厚感がなく、個人的には若干残念な感じがある。
ただなんというか、707シリーズには所有感があり、集めたくなるような魅力がある。年末年始に向けて他にも限定版のようなものが出るような話があるので、かっこいい感じだったらまた買ってしまいそうな気がする。