気に入っているシャーペンはたくさんありますし、いろんなシャーペンを気分によって使います。ただ、好きなシャーペンと限定するとそれほど多くはないです。
今、常用しているのはロットリングのラピッドプロ。これに関しては欠点がほぼ見当たりません。長時間筆記するともしかしたら重さが気になる人がいるかもしれませんが、わたしはシャープペンシルでそれほど長期筆記をすることがないので問題を感じていません。
おっと、写真は上から以下の通り。
- プラチナ プレスマン
- パイロット S3
- ロットリング ラピッドプロ
- プラチナ オレーヌプラス
何が言いたいかというと、今日の夕方レビューしたオレーヌプラスがかなりいいってことです。
細軸にこだわりはないのですが、結果的に比較的細い軸のシャープペンシルが集まりました。
S3は価格、軸の形状、筆記感、すべていいです。何の変哲もない普通のシャーペンとしてこれより優れたものを知りません。使ったことのないシャープペンシルも多いので、すべての製品において、というつもりはないですが。
プレスマンは0.9ミリのロング芯を標準装備し、セーフティスライド機能を実装しています。0.9ミリの芯というとちょっと太すぎる気がするかもしれませんが、実際に使ってみるとそれほど気になるような太さではないです。普通に使えます(書く目的にもよるかもしれませんが)。0.9ミリにセーフティスライドを組み合わせると、芯はちょっとやそっとの力で折れることはないです。わざと折る気がなければまず折れません。専用のロング芯の書き心地の良さも魅力のひとつです。
ラピッドプロは単純にかっこいい。機能に無駄がなく、もうシャーペンはこれ一本でいいなと思わせる風格があります。用途にもよると思いますが、欠点らしい欠点が見当たりません。
オレーヌプラスは夜改めて使ってみて、やはりいいです。若干太めの軸に、適度なグリップ力のラバーグリップ、適切な重心位置、重すぎない重量、クリップ位置の高さ、筆記面の視界の良さ、こだわりつつも控えめのギミック、価格、さりげないデザイン。利点を挙げるとキリがありません。
無人島に持っていくとしたら何を持っていくと答えるとしたら、ラピッドプロ!と答えると思います。しかし、現実的にはそのお金でオレーヌプラスを10本買って持って行ったほうがいいかもしれません。もっと賢い人は、プレスマン一本に大量の替え芯を持っていくかもしれませんが。それより賢い人は、予算を削ってノートを持っていくでしょうね。もっと賢い人は、実際は無人島に行こうとしませんし、行くとしても、文房具のことより真っ先に食料品のことを気にします。
それくらいオレーヌプラスはいいってことです。