予約していた文房具語辞典が届きました。
この本は文具王こと高畑正幸さんの文具王20周年を記念する渾身の新刊です。
下の動画は本人による本の紹介動画です。
「ファイル」と「バインダー」って何が違うの?【文具王の文房具語辞典】【文具のとびら】#139 #豆知識
文房具好きなら買って損はしないと思います。
わたしはまず見出し語の選択に興味を持ちました。今はネットで調べれば大抵のことは調べることができます。ただ、「知らない言葉は調べようがない」という問題があります。紙の辞書のいいところは、自分の中にない言葉にたくさん出会えることだと思います。用語の選定基準はよくわかりませんが、文房具王が重要と思われる言葉を羅列してあることは間違いありません。見出し語を見るだけでも興味深いです。
下の写真は今、わたしの机の横に貼ってあるイラストです。以前、何かを見ながら模写したものです。
特に暗記しようとかそういうわけではないんですが、時々眺めたりします。また、ブログに使う用語を統一するためにも時々使っています。微妙にアスペクト比が変なので書き直したいと思っているんですが、概略はわかるからいいかと妥協しています。
わたしはこういう機構の内部構造や車やカメラ、文房具などの「形」を見るのがすごく好きなんです。車の場合、それがすごく好きとかそういうわけではないのですが、形が好きなんですね。
話は逸れますが、わたしは高分子化学が専門なのですが、形や機構を考えたりするのが好きです。発想はだいたいビジュアルで浮かびます。
それはさておき、こういう観点からもこの本は興味深いです。つまり、いい感じのイラストがたくさんあります。
また、資料類も充実していて、文房具好きなら一度目を通しておいて損はないと思います。