セーラー ハイエースネオクリア

パイロットのカクノやプラチナのプレジール、1000円クラスの万年筆といえども侮れない。気になっていて入手していなかったセーラーのハイエースネオクリアを入手した。

↓上から、プレジール、カクノ、ハイエースネオクリア

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インクは青墨を使うことにした。とりあえず、カートリッジを使ってみて、気に入ったらコンバーターとボトルインクを買うことにしよう。

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ハイエースネオは軸が透明な樹脂でできていて、細めの万年筆。キャップはアルミでできている。スライド式なので開け閉めが楽だ。ちゃんとクリップも付いているので、携帯しやすい。

青墨はブルーブラックというより、濃い青といった感じの色できれいだ。色彩雫の「月夜」よりも青さは際立つ。

ニブはF-4と書いてあるニブで太さはF。書き心地は比較的サリサリとした摩擦感がある。セーラーの万年筆はデスクペンと長原さんに削ってもらったプロフィットを持っている(ふでDEまんねんは除く)が、どれもサリサリとした摩擦感がある。おそらくこれがセーラーの仕上げ方なんだろうと思う。紙質が悪いと若干引っかかりとして感じられることもあるのだが、普通の紙ならむしろ心地よい書き心地となる。一方、パイロットのニブはだいたいなめらかだ。Mくらいの太さになると滑らかさが一段と増す。これはこれで心地がいい。

最近、勉強の時には万年筆を使うようにしている。勉強の時にはついつい力が入ったりするので高価な金ペンを使うのは危険だ。また、わざわざキャップを回転させて取り外しするのは面倒なので、スライドキャップ式の方がいい。スライドキャップ式の場合、完全にパチンと閉めずにキャップを軽くかぶせておくだけでだいぶ乾きが違う。青墨を入れたハイエースネオは勉強用万年筆として結構いいかも。

 

セーラー万年筆 万年筆 ハイエースネオ クリア シルバー 細字 11-0119-219

セーラー万年筆 万年筆 ハイエースネオ クリア シルバー 細字 11-0119-219

 

 

株式会社リヒトラブ noie-style クリヤーブック<オープンポケット>

先日購入した「セキセイ アドワン ポケットファイル」だけでは足りなくなってきたので、もう一冊このタイプのホルダーを買うことにした。

digistill.hatenablog.com

購入したのはLIHIT LABのnoie-style クリヤーブック<スリムタイプ>。

noie-style クリヤーブック<オープンポケット>|製品情報|株式会社リヒトラブ

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大量にファイルするのならば、いわゆるクリアーファイルがいいんだろうけど、自分の場合、一時的な書類のストックとして使うので、ポケットタイプのものがいい。このタイプのホルダーは意外と種類が少ない。

A4をすっぽりと包むようなもので、脱落防止が付いたようなものもあったが、そう簡単に脱落するようなものではないと思うので、斜めにカットしたタイプでいいだろう。この商品の説明が書いてあるシールに「A3用紙やクリヤーホルダーを収容可能なオープンポケット」と書いてあった。「ん?クリヤーホルダー?」。クリヤーホルダーに入れたものをさらに入れるという発想がなかったので、早速試してみた。すると、すこぶるいい感じだということにすぐに気が付いた。まず、紙が折れ曲がらないのだ。あたりまえだけど、このタイプの書類入れは紙の端が結構曲がってしまう。その欠点が完全に解消される。また、これまたあたりまえだけどポケットに入れた書類を一気に引き出すことができる。この取り回しの良さはある種のカルチャーショックに似たようなものだった。「この手があったか!」という感じだ。

薄型なのでカバンの外ポケットに丸ごと入れておける。一件邪魔なタブ状の見出しは樹脂で丈夫だ。実際に使っているとそれほど邪魔にはならない。

以前は紙類はすぐにスキャンして捨てていた。しかし、そうすると、スキャンした紙の存在そのものをすぐに忘れてしまって活用しきれないという問題があった。そのことには気が付いていたんだけど、解決策が思い浮かばなかった。とにかく、紙は油断するとどんどん増殖するので、できればすぐに目の前からは消してしまいたいのだ。しかしながら、これからは一時的に書類をストックして活用し、その後、必要ないならそのまま捨て、必要な書類はスキャンして捨てるようにするつもりだ。

 

太字万年筆の魅力

万年筆は実用的には日本のEFくらいが使いやすい。しかし、万年筆らしさという点においてはMニブくらいの方がおもしろい。インクフローが多めの方が筆跡に陰影があってよりおもしろい。

数日前からインクを抜いて休ませていたパイロットのコクーン(Mニブ)にcon-50を装着し、使っている。Mニブのコクーンは書きやすい。インクフローも潤沢で、引っかかりなどは皆無で、書いていて非常に気持ちがいい。パイロットのMニブはカクノやボーテックスを持っているがどれもすごくいい感じだ。

インクは色彩雫「月夜」。インクフローがいいと、色が濃く出てすごくいい発色になる。

サファリのEFにも月夜を入れているけど、インクフローがコクーンよりも控えめなのか、色は薄い。

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太さは大差ないが、インクフローが違うだけでこれだけ発色が違ってくるのだ。

プレラのFは線が細く色が均一に見えるので、おもしろ味には欠ける。

 

パイロット 万年筆 コクーン ブルー 中字 FCO-3SR-L-M

パイロット 万年筆 コクーン ブルー 中字 FCO-3SR-L-M

 

 

 

LAMY ラミー 万年筆 ペン先EF(極細字) サファリ スケルトン L12-EF 両用式 コンバーター別売 正規輸入品
 

 

 

パイロット 万年筆インキ iroshizuku INK-50-TY ツキヨ

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セキセイ アドワン ポケットファイル

ニーモシネのノートパッドホルダーを使ってみてすぐに直感したのは、紙を一時的にストックしておける場所を持っておくことが意外と大切だということだ。

これまでは紙類はよっぽどのことがなければスキャンしてすぐにしてていた。スキャンする価値があるかどうかの吟味をしないので、Evernoteに余計なノートが増えてしまう欠点がある。また、そこそこ重要な紙もスキャンすると不思議と記憶の果てに去って行ってしまう欠点もある。メモと違って、紙のスキャンはほとんと記憶に残らない。クリアファイルもよく使う文房具だが、これが意外と曲者で、放っておくとよくわからないクリアファイルの山ができてしまう。

これまでこれらの問題のことを深く考えることはなかったのだが、ノートパッドフォルダに数枚ドキュメントを挟んでみたら、あれ、これが答えじゃないかと思えてきた。有限のポケットに一時的に紙をストックすることで、記憶の定着や紙の活用、要不要の選別ができてしまうのだ。

というわけで、A4のポケットファイルでなにかいいのがないかなと、近所の書店の棚を物色していたところ、セキセイのアドワン ポケットファイルなるものを見つけてしまった。ニーモシネのノートパッドフォルダからノートパッドを取り付ける部分を無くし、代わりにファスナーケースを取り付けたような感じだ。定価も320円と高くない。

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www.sedia.co.jp

仕上がりは価格相応といったところ。

さて、今後、紙がどういう動き方をするか気になるところだ。

 

 

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