スマッシュの塗装がすごかった話

新しい筆記具を買うとしばらくは集中して使ってみたり、持ち歩きたくなります。

昨日はスマッシュを筆箱に入れたまま、2万歩ほど歩きました。結局、途中で使うことはありませんでした。自宅に帰り筆箱を開けてみると、グリップの一部が金色に輝いていました。幸い持ち歩いたのは前から持っていた定番品の0.5だったので、まぁ、これも味だと納得しました。しかし!まてよ、スマッシュのグリップは真鍮じゃないぞ、、??と、気がつきました。よく見ると一緒に筆箱に入っていたのがブラス万年筆です。もしかして削れたのはこっちの方では?と考え、試しに金ピカになった部分を消しゴムでこすってみました。すると、きれいに金ピカが消えました。やはり削れたのはスマッシュじゃなくて、ブラス万年筆の地金でした。

真鍮は比較的柔らかい金属とはいえ、スマッシュの塗装の強度はなかなかのものです。

スマッシュ0.3 の芯硬度表示について

スマッシュ0.5の芯硬度表示は2B, B, HB, F, H, 2H, 3H, 4Hとなっています、一方、スマッシュ0.3は2B, B, HB, H, 2Hの5種類しかありません。これはなぜかというと、ぺんてる純正の0.3芯の硬度がこの5種類しかないからだと思われます。0.5芯はさらに4B, 3Bがあるのですが、そちらは省略されている形になります。おそらく、10種類の表示だと文字が小さくなるからかもしれません。あるいはスマッシュ発売当初、4B, 3Bという芯がなかった可能性もあります。

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今日は宮島で写真を撮ってきました。GRのjpg撮って出しです。

GR3が発売されましたが、わたしはまだまだGRでいいかなと思ってます。手になじみすぎて、最近はこれしか使ってません。ズームはできませんが、35、47ミリクロップはFn2に割り当ててあるので多用します。画素数は落ちますが、印刷してもせいぜいL版なのであまり気にしていません。

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スマッシュ 0.3 復活!

今日発売の復刻版スマッシュ0.3を買ってきました。合わせて、0.3と0.5の限定色も販売されていたので、記念に0.3を全色買ってきました。

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数日前から情報をチェックしたり、文房具店に問い合わせたりした結果、当日にLOFTに行くのが確実だと判断しました。

朝一番でそごうに入っているLOFT広島店に行くと、すでに数名が集まっていました。広島LOFTでは交換券をレジに持っていく方式で販売されており、結構な勢いでなくなっていました。見た感じ各色20本くらいはある感じでしたが、各色3本までは買える条件だったので、なくなるのは早いと思います。

スマッシュ、ドラフィックスといえば、学生時代の戦友です。この二本で高校、大学を戦い抜いてきました。

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スマッシュとの出会いは大学の生協でした。当時購読していた本の雑誌に広告が出ていて、それを生協で見かけたのがきっかけです。当時は0.9, 0.7, 0.5, 0.3がありました。それまで0.5のドラフィックスを使っていたので、0.9のスマッシュを見たとき、こんなに太い芯のシャープペンシルがあるのかと感心し、買ったのを覚えています。無骨で重いスマッシュのデザインに太い芯はぴったりだと思っていました。ある日、スマッシュの0.9をなくしてしまい、書い直そうと生協に行ったのですが、売っておらず、0.7を書い直しました。その0.7は今も手元にあります。一度、洗濯してしまったので傷だらけですし、クリップは邪魔だと外してしまったので、クリップもありません。

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0.3のシャープペンシルを使い始めたのは割と最近で、スマッシュに0.3があったことすら忘れていました。少し前からSNSで復刻することを知って、そういえば、0.3もあったのかもしれないと、おぼろげながらに思い出しました。

前置きはこれくらいにして、ちょっと観察してみましょう。

限定色は軸はつや消しですが、グリップはラメっぽい光沢仕上げです。

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芯硬度表示窓は半透明です。特に黄色は透明度が高い仕上げになっています。

もしかしたら、軸の色で透明度に差があるように見えてるだけかもしれません。

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ネットで見たときは毒々しい色だなと思いましたが、単体で見ると意外ときれいでいいです。オレンジは買うつもりはなかったのですが、店頭サンプルを見たら、オレンジが一番きれいに見えました。

せっかくなので0.3, 0.5, 0.7のスマッシュで記念撮影。0.9、0.7の復刻も期待したいところです。

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ちょっと気になったのはこの部分。

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ノック部分に芯の太さ表示がありません。

0.5とは違う金型を準備したのは間違いないですが、なぜ0.3と掘らなかったのでしょう。こんなアホな設計ミスはしませんし、掘っても掘らなくてもコストに大差はないでしょう。でも、今後、0.7や0.9を生産する予定があれば当然金型は共通化したいはずです。段取り替えがいりませんし、部品管理も楽になります。これは0.7, 0.9が続き可能性があるかもしれないと、深読みしてしまいます。

しかし、スマッシュは芯の太さを示す表示が印刷でしかありません。印刷が取れたら芯の太さで判断するしかなくなります。そこはどう考えるんでしょうね。

 

ぺんてる シャープペンシル スマッシュ 0.3mm Q1003-1N ブラック

ぺんてる シャープペンシル スマッシュ 0.3mm Q1003-1N ブラック

 
ぺんてる シャープペン スマッシュ 0.5mm Q1005-PL1 ブルー×ネオングリーン

ぺんてる シャープペン スマッシュ 0.5mm Q1005-PL1 ブルー×ネオングリーン

 
ぺんてる シャープペン スマッシュ 0.3mm Q1003-PL2 ブラック×オレンジ

ぺんてる シャープペン スマッシュ 0.3mm Q1003-PL2 ブラック×オレンジ

 
ぺんてる シャープペン スマッシュ 0.3mm Q1003-PL3 イエロー×ブラック

ぺんてる シャープペン スマッシュ 0.3mm Q1003-PL3 イエロー×ブラック

 

 

 

ゼブラ クリッカート

今日発売のゼブラ クリッカートを早速買ってきました。

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定価100円のマーカーですが、発売前から結構楽しみにしていた商品です。

写真だけではよく分からないかもしれませんが、クリッカートはノック式の水性マーカーなんです。水性マーカーなのにキャップが必要ないとは画期的です。

クリッカートに使われているモイストキープインクはキャップをしなくても空気中の水分を吸収して乾燥を防いでいるそうです。そんなインクだと文字も常にしっとりしそうなもんですが、一度乾くとサラッとしています。

販売時にはペン先にゴムキャップが取り付けてあります。

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買ってきたのは、黒、赤、ライトブルー、緑です。

全部で36色あります。

20℃、湿度60%で約一年間かすれが出ないというデータが示されていますが、それなりに乾くのだと思います。キャップ式のマーカーの場合、いつ買ったかよくわからないものでもちゃんとかける場合が多いですが、クリッカートの場合、年単位での保管には向かないのかもしれません。

ペン先はこんな感じ。

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ちょっと写真がイマイチですが、ペンの中にはこのようなリフィルが入っています。1901 BK1と書いてあります。

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マス目は5ミリ方眼です。結構細字です。

裏から見るとこんな感じ。

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ノートはリヒトラブのhirakunoです。透けにくいノートですが、黒は裏抜けしそうな感じに見えます。

ペンにクリップはありません。CLICKARTという商品名や商品デザインからして、ビジネス用途というより、アート寄りな用途をターゲットにしているものと思われます。

少し使ってみましたが、ノック式の水性マーカーはなかなか使いやすいと思います。

 

ゼブラ 水性ペン クリッカート 36色セット WYSS22-36C

ゼブラ 水性ペン クリッカート 36色セット WYSS22-36C

 

 

 

ぺんてる グラフ600 0.5

昨日はもう一本、シャープペンシルを買いました。

ぺんてるのグラフ600です。日本では廃番になっていますが、時々逆輸入品が日本のショップに入っているようです。当然、メイドインジャパンです。このシャープペンシルは買おうと思っていて、いつの間にか店頭から消えていました。

購入したのはちょっと変わった色の黄色。

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グラフギア500とよく似ています。グリップと口金以外はほぼ同じです。

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他のグラフシリーズと比べてみましょう。

上から、グラフ1000、グラフギア1000、グラフギア500、グラフ600です。

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評判を調べてみると、グラつくとかグリップが滑りやすいという悪評が目立ちます。グラつくというのがよくわからなかったのですが、よく調べるとどういうことかわかりました。

このペンはグリップが軸に接着されています。口金と軸はネジで固定されますが、金属製のグリップとは一体化しません。

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そのせいで口金は樹脂のしなりとともに少しだけ動きます。結果的に下の部分が少しグラつくように感じます。

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おそらくそういうことだと思いますが、個人的には全く気になりません。サファリのシャープペンシルも構造的にペン先がぐらつくのですが、それも全く気になりません。

ちなみにサファリの構造はこういうふうになっています。

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カチャカチャとうるさいのは気になりますが、サファリもグラフ600も音がするようなグラつきではありません。むしろ、適度なしなりが柔らかい筆記感となっており好印象です。

グリップが滑りやすいと感じるかどうかに関しては個人差があると思いますが、個人的にはそれほど気になりません。

グラフギア500と比べて、使い勝手が優れている点はあまりないように思いますが、見た目はスタイリッシュなグラフ600の方がいいですね。

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