今日は某協会で講演をしてきた。ホントは取締役が依頼された講演なのだが、急遽仕事の都合が付かなくなり、自分に役が回ってきたのだ。
昨日、資料をもらい、一日でそれを自分なりに作り替えた。ほとんど要領を教えてもらっていなかったので、午前中いっぱいプレゼン資料を作成し、メモリに資料をぶち込んでふらっと会場に行った。しかし、なんと会場にパソコンがない。しばらく考えた末、一個目の講演の人のパソコンを借りればいいかと高をくくっていたのだが、なんとなんとその発表者は発表後にそそくさと帰ってしまった。
自分の番まで15分。会社までうまくいけばタクシーで片道5分。同行した後輩にパソコンを持ってくるように頼んだ。しかし、なかなか帰ってこない。本番まで1分!おろおろしていると、ノートパソコンを持っている人が事情を察したのか、貸してくれた。ふぅ。
講演は思った以上にうまくいった。多分にヨイショがあったのだろうが、非常に評判が良かった。
講演後の懇談会では営業的な会話になりがちだった。自分は普段、実験室にこもってイジイジと好き勝手にやってるだけなので正直営業的な会話が苦手だ。しゃべっていて自分がしゃべっているような気がしなかった。後半は誰と名刺交換したかがわからなくなってきたので、向こうから声をかけてくれるのを誘導するような感じで会場を回っていった。むやみに名刺交換をすると、いつかまた会ったときに困るんだよなぁ・・・
正直、かなり疲れたが、なんとなく微妙な達成感があった。営業には営業のおもしろさってのがあるんだろうな。

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