使える!手帳術

半年くらい前の出張のとき、暇つぶしに立寄った八重洲ブックセンターで買ったのが「使える!手帳術」という本。せっかく手帳本の紹介なので、手帳で確認してみると、5月17日の午前中に購入したようだ。

いわゆるハウツー本だけど、基本が完結に網羅されていて手帳とはどう使うべきかを考えるときに糸口になるだろう。Evernoteなどのクラウドとの連携についての解説もあり、イマドキの手帳本という側面もある。

また、最近読み返しているのが「能率手帳の流儀」。これは日本能率協会マネジメントセンター代表取締役会長 野口晴巳 氏が自ら能率手帳について熱く語った本だ。おもしろいのは、読む・書く・考えるが重要ということを繰り返し説き伏せながら、最終的にこんな様なことを書いている。

自分の手で書いて、自分自身で振り返り、自分で次のプランを立てる。それが手帳の役割なのですが、これは能率手帳に限らず、どこの手帳だっていいのです。(p.82)

こんなことを会長がサラッと言ってしまうのがおもしろい。もちろん、能率手帳に自信があるからこそ言える言葉なんだろうけどね。こちらは手帳のノウハウ本というよりも、PDCAサイクルを回し仕事を成功させ、プライベートも充実させることで豊かな人生を送りましょう、それをお手伝いするのが能率手帳ですよみたいなことを、自分の人生を振り返りつつも、後世を担う若い人たちに人生のエッセンスのようなものを伝えるような形で書かれている。

能率手帳の流儀

能率手帳の流儀

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