桜もいいけど、春の新緑もすてがたい。
人間の目は緑色に対する感度が高いのだという。天気のいい日に散歩していると、はっとするような緑に目がうばわれる。
植物は光を吸収して光合成を行い、二酸化炭素と水からデンプンと酸素を合成する。白色光のエネルギーを化学エネルギーに変換するわけだが、その時にエネルギーとして使われなかった波長が緑色ってことになる。緑色がやさしく感じるのは赤外線や紫外線側の光を持たないからだろう。熱線や遺伝子を破壊する高エネルギーの紫外線を持たない光に対する感度が高いのは、生物学的に安全性が高いからかもしれない。あくまでも推測に過ぎないけど。
ちなみにこれは太田川の遊歩道、基町あたりかな。
