親指AF

知ってた?ピント合わせが超高速になる親指AFの使い方と設定方法! | studio9

夢荘さんのブログを読んでいて、改めて親指AFを意識してみた。

通常、写真を撮る場合、半押しでフォーカスロックし、次にボタンを押し込み、シャッターを切る。実はその時に露出も計算され、固定されている場合が多い。よく考えてみると、シャッターボタンにはピントを合わせ(AF:autofocus)、ピントをロックし(AFロック)、露出決定(通常AE:Auto Exposureと呼ぶ)した後、固定(AEロック)、そして、シャッターを切る機能が割り振られているわけだ。

親指AFというのはオートフォーカス専用にボタンを割り振って、シャッターボタンではピント合わせをしないというやり方だ。K-7でもできるので、何度か試したことはあるけど、シャッターボタンでAFロックするやり方に慣れきっていて、メリットを感じなかった。

しかし、振り返ってみると、自分はAFロックや置きピンを使うことが多く、マクロ撮影の場合などはAF自体が煩わしいので、MF(マニュアルフォーカス)に変更して撮影することも多い。シャッターボタンからAF機能を切り離すと、そのような撮影が非常に楽になるのではないかと思う。

写真を撮り慣れていない人の場合、「ピントは合うもの」と思い、AFロックや置きピンという事自体を意識できない人も少なくない。多く使われているケータイカメラは撮像素子が小さく、被写界深度が深いので、いわゆるパンフォーカスに近い写りをするため、近接撮影でもない限りはピントはなんとなく全面に合ってしまっている。ピントの位置を特に気にしなくてもそれなりに写るため、ピントは合うものと思っていてもそれほど間違いではない。しかしながら、フォーサーズやAPS-C、特にフルフレーム一眼等は被写界深度が浅いので「フレームのどこにピントを合わせるか」ということを意識しなくてはいけなくなるのだ。

今日は仕事なので、時間があったら明日にでも試してみよう。

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