先日購入した「完全独習 統計学入門」を読み終わった。ノートの数はA4でちょうど10ページだった。
こんなにわかりやすい参考書は珍しい。細かいことはまぁ置いといて、とりあえず統計学のおいしいところを味わいましょう!という割り切りがあるため、非常にさわやかにサクサクと読み進められる。著者の読者への愛というか良心のようなものが感じられるので好感度が高い。がんばれば一日で読み終えることができると思う。この手の本はじっくり読むより、わからなくてもサクサク読んでしまって、2回、3回と読んだほうがいいと思う。
これは統計学の教科書であるからして、必要にして最低限のことはとりあえず盛り込ませてもらいました的な良書はわかっている人が読めば、エッセンス詰まってるぅ~って感じでありがたいのかもしれないが、わかってない人が読むと、妙に詳しいけど、肝心のところがようわからんってな風になって、テンポよく読み進められない。
この本を読んで理解にはある程度の割り切りとスピード感が大切なんだと思った。あ、なんかわかっちゃったみたいな感じ。t検定の詳しいことはもう忘れていたけど、そのココロがビシーっと頭に叩き込まれた。
統計学の超入門としてチョーおススメ。やっぱり統計っておもしろいね。
さて、次は積読してた簡単な統計の本を読んじゃおう。
それは、マンガでわかる統計学。 他にも何冊か買っているし、もう少し読んでみたい入門書があるんだけど、なんか読めそうな気がしてきた。
- 作者: 小島寛之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/09/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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