ブラスペンシルには丸軸の鉛筆が使われている。純正の高いリフィルを毎回使わなくても、丸軸の鉛筆を切って使えばいい。そう思っていたのだが、調べてみると、丸軸の鉛筆って色鉛筆くらいしか見当たらない。
そういえば色鉛筆ってなんで丸軸なんだろう。
色鉛筆の芯は弱いので多角形型だと力が分散しにくいため芯が折れやすいんだという。また、色鉛筆はいろんな持ち方をするので持ち方が決まりやすい多角形型じゃない方がいいという考え方もあるようだ。三菱鉛筆のウェブサイトを見ると、鉛筆は三点支持するから3の倍数の3角形とか6角形が適しているということも書いてあった。転がりにくい多角形軸の方が実用的であるのも容易に理解できる。
記憶をたどると丸軸の鉛筆というのはあった。そこで日本鉛筆工業協同組合のウェブサイトからいくつかの鉛筆メーカーの商品群をチェックしてみた。
するとファンシーグッズ(?)系の絵が描いた鉛筆には丸軸が存在した。あと、消しゴム付きの鉛筆にも丸軸がいくつか存在するようだ。
キャメル鉛筆の鉛筆ラインナップには丸軸が多い。
このウェブサイトにPencil w/eraserという鉛筆があるんだけど、これが昨日ナガサワ文具センターでみた伊東屋の「ヘルベチカ」のイートンペンシルに消しゴムの取り付け方がそっくりだ。おもしろい消しゴムだなと思ったのを思い出した。もしかしたらここのOEMなのかもしれないなぁ。
鉛筆一つでも、調べてみるといろんなことがわかっておもしろい。