北星鉛筆 「大人の鉛筆 茜」に赤芯を入れてみた

マーキング等に私は赤鉛筆を使います。赤鉛筆の太くて柔らかい線を引くのが気持ちいいです。筆圧はあまりかけず、サラサラっと書きます。かすれた線の方はボールペンの鋭い線よりも目立ちます。

下の写真は暇つぶしで数学読本の問題を解いた時のノートですが、使っているのは赤鉛筆です。赤鉛筆は濃くも薄くも書けて表現力が高いのが好きです。本のアンダーラインは赤鉛筆以外は考えられません。(青なども使います)

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今回、前からちょっとやってみたかったことをやってみることにしました。大人の鉛筆の赤い軸に赤芯を入れて赤鉛筆として使うというものです。

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北星鉛筆 大人の鉛筆 茜

ところで、2020年に大人の色鉛筆というのが北星鉛筆から発売されていて、それは折れやすい色芯の芯折れ対策をしたモデルのようです。先端を一体型にして、ペンを落とした時などに芯が折れるのを防ぐというもののようです。

このブログを書いているときに、Twitterで北星鉛筆の人からレスポンスがありました。従来モデルは色芯を入れて落とすと芯が折れることがあるようですが、大人の色鉛筆の場合、その対策がなされているということで間違いないようです。

あと、スタンダードな大人の鉛筆はチャックの力が強いので、長時間使わない場合には色芯がチャックに張り付く場合があると教えてもらいました。

スタンダードな大人の鉛筆は普段愛用しています。

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インセンスシダーという鉛筆に使われている木なので、比較的柔らかく、傷は付きやすいです。これを味とみるかどうかは人によると思いますが、大人の鉛筆の場合、傷がつくのは気にしない方がいいです。鉛筆くらいは傷が付きます。

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先端側の角が気になったのでだいぶ前に削り落としたんですが、なんかそこだけ色が変です。

赤鉛筆と言っても使用頻度が高いのはぺんてるのマルチ8です。

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ぺんてる マルチ8

赤鉛筆は三菱鉛筆の880を使っていますが、メインはやっぱりマルチ8です。

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三菱鉛筆880 あかー15

次の写真はマルチ8のペン先の様子です。

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マルチ8のペン先

マルチ8の芯は削りません。この状態で普通に書くと、線の太さは1mm前後だと思います。細く書きたい場合には力を抜いて、縦気味にするか角度を付けながら書きます。芯の角を意識的に使うイメージです。

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大人の鉛筆 替え芯 赤

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替え芯は5本入りです。長さは約127 mm。

付属していた芯研器の色も赤です。

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大人の鉛筆の芯研器はちょっと構造が変わっています。

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いわゆる鉛筆削りのような刃ではなく、4枚配置された金属板のエッジを使って芯を削るイメージです。切れ味がいいとかそういうのはよくわかりませんが、この方式のメリットは鉛筆を一方向に動かす必要はなくて、左右にキュコキュコと小刻みに往復するように回転させるだけで芯が削れてしまうところにあります。

私は普通の鉛筆をカッターで削った後、カッターの背の角で鉛筆の芯の形を整えますが、それと似たような感覚です。

さて、書き比べてみましょう。

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大人の鉛筆は少し朱色っぽい赤です。書き心地はなめらかな色鉛筆そのものです。普通に筆記する限り、芯が折れやすいとかそういう感じはないです。

三菱鉛筆の880は比較すると割とドライで芯が硬く感じます。

マルチ8は割と滑らかで色は赤って感じです。比較するとちょっと紫っぽくも感じます。

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大人の鉛筆の赤芯で筆記

参考までに上の図を消しゴムで消してみました。使った消しゴムはコクヨのリサーレです。

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色鉛筆なので消えることはありませんが、鉛筆を消す感じで消すとこのくらい薄くなります。

 

 

 

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