大人の赤鉛筆の代替品が送られてきました。
今度のは外観OKです。
よく観察してみると、交換前のものとちょっと違うところが見つかりました。
軸に彫られた文字が明らかに細いです。見えにくいので、もしかしたら、すぐに気が付かない人がいるかもしれません。
ちなみに、交換前のものはこんな感じでした。
刻印の線が太くて、再現性が低い感じでしたので、刻印の線を補足したりして工夫したんだと思います。
また、重量(芯なし)が少し重くなっていて、9.50 グラムでした。
ちなみに、以前のブログで報告した重量は次の通りです。
大人の赤鉛筆: 9.2 g
大人の鉛筆:9.4 g
大人の鉛筆(茜): 10.0 g
以前のブログでは、口金が小さい分、軽いのではないかと考察したのですが、今度のものはむしろ手持ちの大人の鉛筆よりも重いくらいになっていました。内部部品が変更されているのか、あるいは、木材の密度のバラツキによるものかも知れません。
そして今回、大人の鉛筆と大人の赤鉛筆の違いを新たに発見しました。
ノックした時の芯の繰り出し量が異なります。上の写真は20ノックした時の様子です。
大人の鉛筆:44 mm
大人の赤鉛筆:36 mm
つまり、1ノックあたりの芯の繰り出し量は
大人の鉛筆:2.2 mm
大人の赤鉛筆:1.8 mm
となります。
よくみると、ノックボタンの長さも違います。
部品の形状はほぼ同じに見えるので、固定位置が違うようです。ノックした時の飛び出し量はほぼ同じなので、ノック代が異なることになります。芯の繰り出し量が違うのはこの辺に関係がありそうです。