鉛筆屋のシャープペンシル、ボールペンの寸法を推測してみる

北星鉛筆さんから発表された鉛筆屋のシャープペンシルと鉛筆屋のボールペンですが、Twitterの画像を見ると、大人の鉛筆よりも少し小さめに見えます。

この画像から鉛筆屋のシャープペンシル・ボールペンの寸法を推測してみます。

この画像、パースが付いているので、単純に計測できません。また、定規が写り込んでいるわけでもないので、手がかりを探る必要がありそうです。

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まず、鉛筆屋のシャープペンシルのシャープペンシルの芯は0.7です。JISによると0.7のシャープペンシルの呼び径は0.7 mmです。あたりまえだと思うかもしれませんが、実は0.3は0.35 mm、0.9は1.0 mmなんで、表示と実際の芯の太さは異なる場合があります。ここでは0.7は0.7 mmだったので、この寸法を元にノートの罫線の太さを推測すると6 mm罫であることがわかりました。

ペンの太さがと罫線の太さを比較してみます。仮に6 mm罫線だとすると、ペンの太さ(この場合、頂点間の距離を太さとします。その角度で写ってるので)は8.9 mmとなりました。7 mm罫線だとすると、10.4 mmと計算できます。大人の鉛筆の同じ箇所を計測するとおおよそ8.8 mmでした。とすると、罫線は6 mmでペンの太さは8.9 mmではなく8.8 mmと考えるのが素直な流れです。つまり、軸の太さは大人の鉛筆と同じです。

次にペンの長さですがこれは比較しやすそうなクリップの長さから推測することにします。

クリップの長さはおおよそ34 mmくらいになりました。ただ、遠近感を考慮すると40 mmほどとみてもいいといいかもしれません。また、全体の長さは4倍ない程度、つまり、3.5倍と見ると140 mm。なぜこういうふうに読むかというと、一般的なボールペンやシャープペンがそんな寸法なのです。で、なんかこんな寸法のあるぞ・・ってことで、一番サイズ感が似てるのはこれではないかと思います。

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スタロジーの油性ボールペンです。このボールペンは直径が10 mmなので、直径は少し細めではないかと思います。

あくまでもお遊びの推測なので、悪しからず。

ところで、鉛筆屋のシャープペンシル、ボールペンで注目すべき点を一つ挙げておきます。私は以前、大人の鉛筆の角が気になるということで先をカッターで削って使っています。

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赤軸は削っていません。

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実際に手に当たるわけではないので気にしなければいいのですが、ふと手に当たった時の尖った感触に違和感を感じることがあります。そこで上の写真のように角をカッターで削り飛ばしました。

これに似た加工が鉛筆屋のシャープペンシル、ボールペンでは施されています。口金が小さいから段差が目立ちすぎたってのもあるのかもしれませんが、これは消費者からの声を反映させて結果だそうです。

 

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