鉛筆シャープ Type Mx 0.7 は驚異の完成度だった

今日は鉛筆シャープType M, Mxの発売日です。発売前にヨドバシに注文していたのですが、今日届きました。

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鉛筆シャープはこれまで学童向けのシャープペンシルでしたが、このシリーズはビジネスユースを想定した大人向けです。

Type Mはラバーグリップで550円、Mxはメタルグリップで1000円です。

芯径は0.7, 0.9, 1.3がラインナップされています。

わたしが購入したのは0.7です。

0.7はシャープペンシルの中でも最も普段使いしやすい太さだと思います。日本で最もポピュラーな太さは0.5で間違い無いでしょう。ここを中心に0.3, 0.4, 0.5, 0.7位を用途別に使い分けるのがいいと思いますが、一番汎用性が高く利便性が高いのは0.7だと思っています。0.7の特徴を挙げると、

  • それほど太くない
  • 折れにくい
  • ノックが少なくて済む
  • スムーズで滑らか

などがあります。

ちなみに手持ちのシャープペンシルの芯のバリエーションを示します。

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海外製などではこれ以外の芯径のものも存在するようですが、一般的ではないですし、芯の入手製も悪いと思われるのでよほどのことがなければ実用的な観点で選ぶ理由はないと思います。

Type Mxの重量は19gでした。軸はプラスチックですが太めの六角形のグリップがメタルなので低重心で下部に重量が集中しています。六角形だと、握りやすく、ペンを回転させやすいです。ラバーグリップと比べると少し滑りやすいです。

クリップは金属製で、大型の消しゴムが実装されています。

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ガイドパイプは収納可能です。ガイドパイプの長さは3 mm。ガタツキはほぼないです。

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口金はスッキリした形になっており、紙面の見通しがよくなっています。

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大型消しゴムが実装されており、ガイドパイプが収納できるシャープペンシルはありそうでないです。少なくとも手持ちのシャープペンシルの中にはないようです。

従来の鉛筆シャープとの比較。

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ドクターグリップ、スマッシュとの比較。

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細部を観察してみると設計や金型が良くできています。射出成形をする際、材料を注入する場所のことをゲートと言うのですが、ゲートは跡が残ります。当然目立たない部分に持っていくのですがこのシャープペンシルもちゃんと配慮されています。ちなみにプラチナのプロユース171は軸の上部の見える部分にゲート跡があります。しっかり作り込まれています。

下の写真の真ん中がそうです。

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鉛筆シャープMxは組み立ての精度もよく、隙がありません。

特筆すべきはグリップの位置の高さ。グラフ1000とほぼ同等です。

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このブログの下書きをしつつ、しばらく使ってみたのですが、かなり使いやすいです。

 

コクヨ シャープペン 鉛筆シャープ TypeMx 金属グリップ 0.7mm 青 PS-P502B-1P

コクヨ シャープペン 鉛筆シャープ TypeMx 金属グリップ 0.7mm 青 PS-P502B-1P

 

 

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