シャープペンシル ベスト3+1

シャープペンシルの現時点でのベスト3を考えてみました。あたりまえですが、あくまでもわたしが持っているものの中から、わたしが選んだだけのベスト3です。

早速、ベスト1からベスト3まで一気に紹介。

  1. パイロット S3
  2. プラチナ プレスマン
  3. ロットリング ラピッドプロ

+1としてぺんてる グラフギア1000を挙げておきます。

S3は安価で入手性もよく、何のギミックもない普通のシャープペンシルです。芯径は0.5で硬さはHB。おそらくもっとも多くの人がシャープペンシルはそんなものと思って使っている組み合わせだと思います。慣れもあるのかもしれませんが、万能向けの組み合わせです。普通にいいものを使いたいだけなら、これで十分です。構造がシンプルで、基本部分がしっかりしているため、落したりしない限り壊れることもほとんどないと思います。わたしのものは軸先端のネジ部分が少し欠けてますが、まだ機能を失うほど壊れる雰囲気はありません。シャープペンシルは基本的にメンテナンスフリーで使う物なので、むやみやたらと余計な部分を分解したりしない方がいいです。

プレスマンは芯径が0.9ミリと太めですが、実際に使ってみるとそれほど太さは気になりません。専用芯は書き心地がよく、太くて長いので一本当たりの筆記距離が長いです。強い力がかかると芯が引っ込む機能が実装されており、芯が太いこともあり、よっぽどのことがなければ芯が折れることはありません。細くて軽い軸が自然と手になじみます。ラフにメモしたり、アイディア出しするときなどに使いたくなります。ノートを取ったりする時には、芯の太さが若干気になるかもしれません。

ラピッドプロはつい最近買ったものです。ガッチリ系シャープペンシルの魅力をすべて兼ね備えていると言っても過言ではありません。最新のギミックなどはありませんが、長く使いたくなるアイテムです。一般筆記用としては600よりもこちらの方が好きです。図形的なものを書くときには600の方が書きやすいように思います。この違いは何かよくわかりませんが、おそらくペンの持ち方に起因するような気がします。どれか一本選べと言われたらこれを選びます。

グラフギア1000ですが、比較するとラピッドプロの方が上になってしまいますが、一般筆記用に流用する製図用シャーペンとしてはかなりレベルが高いです。価格差を考えるとグラフギア1000の方が実用的です。機構を考えると一生ものというほど長くは使えないかもしれません。ラピッドプロとの価格差はその辺にあると感じます。普通に使う分には5年10年と使えると思います。

クルトガ、オレンズネロ、オレンズ等もシャープペンシルとしては十分に完成度が高く、機能的にもおもしろいものがあります。筆記スタイルや目的によってはこれらの方が優位に立つこともあるかと思います。わたしはシャープペンシルで長時間筆記をすることが今はないため、カチッと安定して筆記できるシャープペンシルの方が好みに合っています。

芯は0.5のHBがベストです(プレスマン除く)。今はメインでアインシュタインを使っています。以前は太めの芯径に濃くなめらかな柔らかい芯の組み合わせを好んでいました。今は0.5に程よく硬い芯の方がバランスがいいのではないかと思ってます。今の芯は筆跡も濃いのでHBで十分です。これももちろん好みや目的によるので、これじゃないといけないということはありませんが。

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