ぺんてるのタフはかつて持っていたのですが、なくしてしまいました。
見かけるといつも気になっていたので、ついに全芯径一気に買ってきました。とは言うものの、ホームセンターで一本280円くらいだったので、3本で1000円しません。
0.5の初期芯はBで、0.7と0.9は2Bです。
外観はこんな感じ。
0.5は印刷や尻軸の樹脂の色が白で、0.7はブルー、0.9は黄色です。
この配色はぺんてるのシャープペンシルによく見られる色分けです。例えば、グラフ1000フォープロではこんな感じです。
0.4と0.5が入れ替わっているのはご愛嬌ですが、0.5は白、0.7はブルー、0.9は黄色だということがわかると思います。グラフギアも同じです。
グリップはちょっと太くて複雑な形状です。
一番細い部分が10.7 mmくらいですが、軟質のゴムでできているためそれほど太くは感じません。
外観を他のシャープペンシルと比べてみます。
少し全長は短めですが、スマッシュなどと比べてみてもそれほ短いわけではありません。
仲間としては、プロユースとかケリーよりですかね。
回転繰り出し式の消しゴムが実装されています。長さはちょうど30 mmです。(写真では少し長く見えますが、撮影の角度のせいです)
口金はコーン型ですが、約3 mmのガイドパイプが先端に配置されています。
クリップはしっかりとした強度があります。3つのパンチホールが特徴的なデザインです。
軸は下のような部分で分解できます。芯の交換はこの状態で行います。初期芯は3本入っていました。
芯チャックは金属製です。
チャックはグラフ1000フォープロと比較しても遜色のない作りになっています。ただし、グラフ1000フォープロやスマッシュなどは口金がなくてもノックができる構造になっていますが、タフはそのようにはなっていません。
バランス係数([ペン先から重心までの距離 / 全長])は72/ 139 = 0.52です。
重心はほぼペンの真ん中にあり、数値的には低重心ではありませんが、筆記には全く気になりません。
重量は0.5, 0.7, 0.9の順に14.4, 14.4, 14.6 gでした。
久しぶりに使いましたが、かなり書きやすいです。
特に0.7, 0.9が使いやすいと感じました。2B芯の影響が大きいかもしれません。
ところで、立花隆さんが使っていたシャープペンシルがタフだったようです。
(3ページ目)《追悼》牛丼と立ち食いそばを愛した「知の巨人」…25年来の“書生”が見た立花隆さんの素顔 | 文春オンライン
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