個人的にそれほど使用頻度は高くありませんが、1,2日に1回は必ず使う道具がハサミです。自宅の机に常にあるのが、このブログで3回目の登場になる長谷川刃物のボンドフリーGX-175です。
フィルム裁断用としてヨドバシカメラで16,7年ほど前に購入したものです。
メンテナンスは全くしていませんが、状態はかなりいいです。
ほとんど紙か包装フィルムくらいしか切りませんので、負担がかかってないということもありますが、刃こぼれも全くありません。さすがにフッ素コートははがれてきています。
時々クレジットカードを裁断するのに使い固い金属の部分も切ったりしていますが何とか持ちこたえているようです。
カシメ部分のガタもなく、しっかりしています。
記憶にある限り油を差したりしたこともありませんが、動きはスムーズです。軋み音などは全くありません。
切れ味もこの通り。紙はMD用紙です。
一番左は刃物の全体にわたってカットしていますが、すべての場所で切れ味に異常は見られません。
コンビニの袋も切ってみました。
フィルムの端を持って軽く切れます。よれたり噛みこんだりは一切しませんし、切れにくさも全く感じません。
恐るべしジャパンクオリティ。
少し前に書きましたが、最近のベルヌーイカーブのハサミなどと比較すると、先端に行くほど切れ味が重くなるという特性はあります。しかし、個人的に紙を何枚も重ねて切ることはほとんどないですし、そもそもハサミというのはそういう風に使うものと思っていないので、実用上は全く問題を感じていません。