ブラス万年筆の色変化

だいぶいい感じに変色してきました。

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だいぶ前に買ったブラス定規と比較するとこんな感じ。

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ブラス定規は金属磨きで軽く磨いたことがあります。

金属むき出しの道具はいわゆる金属臭がします。これは汗に含まれるたんぱく質が、金属イオンと作用して1 - オクテン - 3 - オンという物質に変化したものが原因ということです。

ウィキペディアによると、嗅覚閾値という数値が0.03-1.12μg/m3ということです。かなり微量でもにおいがする物質のようです。また、引火点が35℃と低く、沸点も60℃と低めです。引火性物質です。

ところで、ブラス定規からはこの金属臭があまりしません。表面に安定した酸化物ができて、金属イオンが溶出しにくい状態になっているものと思われます。ブラス万年筆も買った当初よりも金属臭はしなくなっているような気がします。

最近はこのスタイルで持ち歩いています。手帳の上側に固定する方法もありますが、側面のほうがゴムで挟むとペンが安定します。

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何も考えずに使うと結構抜き差ししにくいのですが、ちょっとしたコツがあります。

ペンを抜き差しするときは銀色の金属パーツをつかむと動きません。また、差し込むときはそのまま突っ込むよりも、先だけ突っ込んで、下から出てきたペンを引っ張るように収納するとスムーズに入ります。銀色のパーツを持っていれば、多少力を入れて強引に差し込んでも問題はありません。

 

ミドリ ブラス 万年筆 無垢 38071006

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