最近ちょっといいなと思っているボールペンがあります。
uni ball Airです。販売当初から気にはなっていたものの、最近まで手に入れずにいました。
日本ではゲルボールペンや新油性ボールペンが人気があるようで、水性ボールペンのラインナップは少なめです。万年筆のように筆圧なしでしっかりした線を書くことができます。ただ、インクがにじんで線が太めになったり、ペン先が乾く関係でキャップ式のボールペンが多いです(ノック式の水性ボールペンもあります)。また、水性インクの特性上だと思いますが、紙の裏抜けが多めになってしまいます。
VコーンやZOOM505は持っていて、時々使いますが、わたしは上の欠点はあまり気になりません。一番気になるのは、万年筆よりも筆記感が硬く、カリカリしすぎる点です。長時間書いていると疲れる感じがします。
ふと、2週間ほど前、uni ball Airの0.7を使ってみたところ、非常に滑らかに筆記できることを発見しました。
樹脂チップのボールペンと言えば、ぺんてるのボールぺんてるが有名ですが、使い勝手はだいぶ違います。uni ball Airは筆圧なしで書けることは当然ですが、筆記角度の許容度が大きく、ペン先が紙に触れていさえすれば書けます。ボール保持部が樹脂なので、エッジが紙に触れてもカリカリすることはありません。樹脂は使用者の筆記角度に合わせて少しずつ削れるため、スムーズさが向上してくるようです。
筆圧によりインクの出る量が変わるので、線の太さが変化します。
結構裏抜けしますので、用途は限られるかもしれませんが、私はかなり気に入りました。
0.7は若干太いと感じることがあるので、0.5も今度手に入れてみようと思います。