デジイチ初心者応援:「ホワイトバランス」を知り、活用する (1/2) - ITmedia デジカメプラス

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太陽光は様々な波長の光から成り立っている。
太陽光 - Wikipedia
大気には二酸化炭素や水蒸気、ゴミなどが存在し、それらが光の特定の波長を吸収したり散乱したりする。特に青い光が影響を受けやすい。朝夕は光が地面に到達するまでに通過する大気の距離が長くなるため、太陽の光が赤っぽくなる。つまり、天気や時間帯により、光は赤くなったり白くなったりするわけだ。
一方、デジタルカメラは白いものが白く写るようにいろいろ考えて色を補正しようとする(AWB,オートホワイトバランス機能)。夕焼けはやっぱり赤っぽく写るほうが雰囲気が良い。また、カメラの補正の方向性と人間の感覚にズレがあると、色が不自然に感じたりする場合がある。イマドキのカメラはだいぶ賢いのだと思うけど、人の心や好みまではわかってくれない。
だから、時々、ホワイトバランスを意識的に設定する必要が出てくるわけだ。
自分の場合、RAW撮影をするようになってから、ホワイトバランスとかはほとんど気にすることがなくなった。RAWの場合、ホワイトバランスを後補正しても画像劣化は全くない。RAWは撮影時に余計なことを考える必要がないので、初心者ほどRAWで撮影したほうがいいように思う。そんな甘い考えではデジタルを極めることができんぞと考える人もいるかもしれないが、個人的には画像の調整を予め済ませておくか、後でじっくり調整していくかだけの違いでしかないと考えている。だったら簡単な方を選択したほうが合理的だ。

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