文具 ミニチュアマスコット

少し前に気になっていた文具ミニチュアマスコットをひとつ買ってみました。

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狙うはカールの鉛筆削りエンゼル5。

しかし、結果はマックスのホッチキスでした。

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これはこれでなかなかかわいい。

400円。

プロシオンを一日使ってみました

今日は一日、あえてプロシオンを使ってみました。

実用上、使いやすいポイントはやはりキャップの開け閉めのしやすさだと思います。ペリカンのM400とほぼ同じで、およそ315度程度回転させると開きます。両手で同時にねじるとほぼその半分の157度で開きますので、持ち直す必要がありません。つまり、スクリュー式にも関わらずワンアクションでキャップの開け閉めができるわけです。スライド式よりも開け閉めしやすいとは言いませんが、もどかしい感じはないです。

キャップを閉めるときのネジの感じもなんとなく気持ちがいいんです。軽く回すと途中からスリップシールのバネの反力を軽く感じます。最後まで回すと、金属の端面が当たってネジが止まる感じなので、強く締めすぎてネジを壊す心配がほとんどありません。気楽にかっちり締めることができます。

書き味はやはり柔らかく、長時間使っていても疲れにくいです。しなりを利用して書くほどの筆圧をかけることはないですが、ペンと紙が接地する瞬間のショックをしなりが吸収してくれる感じです。

これはインクとの組み合わせの問題もありますが、純正のブルーブラックカートリッジを取り付けた場合、ペン先の乾きもそれほど早くないです。ですから、キャップを閉じずにしばらく放置しても問題ありません。何分くらい持つかまでは検証していませんが、数分なら全く問題がないようです。

プラチナ万年筆 プロシオン その後

一晩放置してもインクフローがよくなる気配がなかったので、店員に相談したところ、やはり、あまりにもインクの出がよくないということで、交換してくれました。原因が気になったので、何か判明したら教えてもらうように頼んでおきました。

交換したプロシオンは普通によく書けます。

インクフローをティッシュペーパーで調べてみると、今メインで使っている万年筆よりも若干絞り気味ではあるようです。もう少しフローが欲しいところですが、筆記に問題があるほどではありません。

ところで、ナガサワ文具センターのブログからの引用です。

④最適重量バランス設計のアルミボディ
→ミスター万年筆と呼ばれた 故 梅田晴夫氏が理想の万年筆として提唱していたバランスをご存知ですか?
①軸の直径が13ミリ
②ペン先の長さが22ミリ
③キャップを外して軸にはめた全長が160ミリ弱
④重心点をやや後方56~57%
でした。この理想の万年筆にプロシオンは近づけら作られました!
実際に計ると・・・上記のようになっていました!

kobe-nagasawa.co.jp

昨日、最初に感じたペンバランスの良さはこの辺に起因しているんだと思います。

少し書き込んで感じたことですが、小型のニブを実装したスチールペンとは明らかに書き味が異なります。ペン先の滑らかさと相まって、ふくよかな書き味とでもいうような柔らかさがあります。柔らかいといっても、ペン先がグニグニと変形するようなものではなくて、あくまでも感覚的なものです。TWSBIの万年筆もスチールペンですが、ニブが大型であるせいか、似たようなふくよかな筆記感があります。

プロシオンのニブも比較的大型ですが、柔らかさの原因は5角形に絞った形状にあるようです。つまり、中央部分をできるだけ平面に近づけて曲げ剛性を落としているわけです。例えば、竹は軽くても強いですよね。中空のパイプ状のものは曲げ剛性が上がります。言い換えれば、湾曲した形状より、平面のほうが剛性が低くなるんです。これを利用したのがプロシオンのニブだと思います。ただし、材質自体の特性が向上するわけではないので、過剰な力で曲げすぎると変形する危険性があります。その辺の筆記具としてのバランスのとり方が難しいのではないでしょうか。

これと同じようなニブがペリカンのペリカーノジュニアだと思います。ペリカーノジュニアのニブも柔らかく感じます。しかし、こちらの柔らかさにはコシがなく、ペナペナの印象です。

左からペリカーノジュニア、プロシオン、TWSBI、コクーン。

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プロシオンのニブは大きく変形させながら書くようなものではありませんが(そもそも、万年筆をそのように使うのは正しくないんだと思います)、通常筆記においてすごくバランスのいい特性に仕上げていると思います。個体差かどうかはよくわかりませんが、絞り気味のフローのおかげで、払いなどの線のメリハリがきれいです。

細字よりも中字が合うと思います。中字といってもそれほど線が太いわけではありませんので、万能に使えると思います。

細字で小さな文字をしっかり書きたい場合には、金ペンよりもかためのスチールペンの方が安定した筆記ができると思います。

プラチナ万年筆 プロシオン

発売前から少し気になっている万年筆がありました。プラチナ万年筆のプロシオンです。

プラチナ万年筆ニュースリリース

開発に5年かけたという5000円のスチール万年筆と聞くだけでどんなものかなと気になります。

色はディープシーを選びました。ちなみに、紙屋町の紀伊国屋には全色在庫がありました。

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ペン先はこんな感じ。「コシがあり柔軟性に優れた五角絞り大型ペン先」ということです。金ペンではなく、ニブの材質はステンレスで、いわゆる鉄ペンです。今回購入したのはMニブ。

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新開発のペン芯です。コンバーターを装着した場合、首軸までインクにつけなくてもこの穴からインクが吸入できるとのこと。

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プラチナの万年筆なので、当然、スリップシール機構が実装されており、インクが乾きにくい仕様になっています。

想定外だったのは、キャップのネジが多条ネジになっており、一回転も回さずにキャップを取りはずすことができます。

初回製造ロットには下のような限定のミクサブルインクで作ったインクがおまけでついています。

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色はDark Violet, Aqua Emerald, Gold Ochreです。混合比が書いてあるので、同じ色のインクを自分で調合することも可能です。楽しそう。

とりあえず、標準のインクを装着してみました。ブルーブラックかな?

ペンのサイズ、重量は以下の通り。全長139.7mm 最大径14.4mm 標準重量23.3g。ボディは金属です。

手持ちの万年筆で一番よく似ているのはLAMYのAionです。Aionはキャップをポストしないで書くことを前提に設計されていると思いますが、プロシオンは基本的にキャップをポストして使うのがよさそうです。キャップを尻軸にグッと押し込むと、しっかりと固定されます。

手にしてまず感じるのが、ペンの太さや重量バランスがすごくいいこと。若干重いペンですが、すごくいいです。

書き味はすごくなめらか。引っ掛かりやざらつきは皆無です。カクノやTWSBIのMニブも鉄ペンとしてはかなりハイレベルなのですが、それと匹敵するか凌駕するような書き味です。書いていてすごく気持ちがいいです。

ただ、若干残念なのはインクフローがシブいこと。これはわたしのペンの個体差なのかどうかはわかりませんが、少し筆圧をかけないとインクがスムーズに出てこない感じがあります。パイロットの金ペンがこんな感じの設定なのですが、スチールペンでこんなにシブい設定のペンはあまりないと思います。まだインクとペン芯が馴染んでいない可能性もありますので、この点に関しては少し様子を見ようと思います。

9月にペンクリニックがあるという情報を得ているので、調子が上向かなければ、その時に調整してもらう手もあると思っています。

 

 

サクラクレパス レトリコ シャープペンシル0.5

ロフトでサクラクレパスのレトリコというシャープペンシルを見つけました。P200シリーズにすごく似ています。

www.craypas.com

クッション機能が実装されていますので、芯折れを防止することが可能です。

女子学生向けらしいので迷ったのですが、購入したのはオレンジ。下の写真は色がかなり悪いですが、実物は鮮明なオレンジです。この色なら特に女子用って感じでもありません。

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下の写真は今日購入したP205との比較画像。

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よく似ています。

クリップは取り外しができませんが、位置はP205よりも高めで良好です。手にした感じはそっくりです。金属チャックですが、ノック感は少しもっさりしています。ぺんてるのP205の小気味よい音のほうが好みです。

色によっては0.3 mmもあります。人気があるのか、ピンク色の0.3 mmは売り切れていました。

このシャープペンシルもなかなかいいです。

サクラクレパス シャープペン レトリコ 0.5mm オレンジ 10本 NS205R#5(10)

サクラクレパス シャープペン レトリコ 0.5mm オレンジ 10本 NS205R#5(10)

 

 

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