キュリダスがまた掠れるようになった

月夜を入れてしばらく調子が良かったキュリダスですが、また1日くらいで掠れるようになりました。うーん。いい万年筆なんですけどね。こうなるとちょっと使いにくいですね。

ちなみに、パイロットのキャップレスは未だにそういう症状になったことがなく、快調です。結構放置しても掠れません。

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最も気に入っている万年筆のひとつです。クセがなく、なめらかで書きやすいです。

 マットブラックを傷だらけにしながら使いたいです。

 

M1 MacBookAir その後談

M1 Mac BookAirを使い始めてから3ヶ月ほど経ちました。

最初の頃はPythonのモジュールとかが上手にインストールできなくて、C++の勉強をはじめましたが、最近はだいぶ環境が整ってきて、scipy, pandas, matplotlibなどが使えるようになってきました。

そんなわけでとても満足しています。

普段、周辺機器は何も付けていません。

iCloudの200 GBを契約しました。

内蔵HDDは512 GBですが、現在、300 GBほど空きがあります。増えるデータはちょっとしたテキストファイルとiPhoneで撮る写真くらいです。iPhoneの写真も基本的にはiCloudに入っているので、将来的にディスクを圧迫することはないです(余裕があればある程度はローカルにデータが来るみたいですが)。

こんな感じでシンプルに使っています。

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サンスター文具 ニニピー

サンスター文具からちょっと変わったマーカーが発売されています。

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一見普通のカラーマーカーに見えますが、ペン先を見るとちょっと普通と違います。

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マーカーとは別にぴょこんと別のペン先が伸びています。

マーカー+細マーカーだけならそれほど珍しくありませんが、ニニピーのおもしろいところは、マーカーと細字の色が違うんです。

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マーカーは普通の黄色ですが、細字の方はどちらかというとオレンジっぽい黄色になっています。文具王の動画で分解していたのを見ましたが、2色のインクがペンの内部に入っていました。

ありそうでなかったペンだと思います。

色は全6色です。

 

 

 

 

注文していたモノグラフライトが届きました

ヨドバシに注文していたモノグラフライトが届きました。

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0.38と0.5の青です。

ちょっと気になっていたインクの量を比べてみました。

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上:0.38、下:0.5

上が0.38で下が0.5のリフィルです。太さによって半透明樹脂の色が違います。
0.5の方がインクの入っている部分が長いです。

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内部の太さは同じっぽいので0.5の方がインクが多いようです。リフィルの太さに比較して、樹脂が厚めなので、インクの量は見た目より少ないと思います。

今回は特に0.5の書き味が気になるところですので、ジェットストリームの0.5と比較してみました。

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少し分かりにくいですが、実際に筆記してみるとモノグラフライトの方が線が太めです。太いからかどうかは分かりませんが、モノグラフライトの方が滑らかです。また、少しペンを斜めにしても引っ掛かりが少なめです。

0.5はそれなりにダマが目立ちます。ジェットストリームと比較して明確に優位だとは感じません。

色はジェットストリームに比べると鮮やかな青です。

甲乙は付けにくいですが、モノグラフライトの方がペン先の見通しがよく、書き味が洗練されているように思います。

ただ、個人的にはブレン化したジェットストリームも捨てがたいです。ペン先の見通しはそれほど良くありませんが、筆記の安定感がダントツで書いていて気持ちがいいです。

パイロット アクロ500はなぜ短いのか

先日、パイロットのアクロ500を紹介しました。

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アクロ300やアクロ1000、アクロドライブはどれも素材が異なるだけで非常によく似た形状です。しかしながら、この500だけ異質なんですね。

ここからはあくまでも私の考察です。

パイロットはエントリーから中堅クラスのアクロインキを使ったスタンダードな単色ボールペンにアクロというテキストをつけてブランディングしているように思います。そんな中、0.3 mmのリフィルを今回リリースしました。アクロボールTシリーズにはサラッと載せましたが、本命はこのアクロ500ではないかと思います。0.3という太さのメイン用途として最も想定されるのは手帳への書き込みです。となると、携帯性の良い小型のボールペンをラインナップに加えることは当然の流れだと思います。海外やマツダの車がそうであるように、ブランド名+数字もしくは記号でいろんなカテゴリをラインナップするの例はあります。アクロ+数字というのはこれまではスタンダードなボールペンの価格ラインナップを意味していましたが、これからはいろんなカテゴリのボールペンがアクロ+数字で出てくる可能性はあるんじゃないかと思います。

ところで、アクロ500の重量は10.5グラムで、アクロ300の重量は10.9グラムと非常によく似ています。筆記時のペンの長さは128 mmで、その時の重心はペン先から65 mm付近にあります。つまり、重心がペンのほぼど真ん中です。一方、アクロ300の重心もペン先からほぼ65 mm付近にあり、アクロ500の重心が高いわけではありません。重量や筆記時の重心位置はほぼアクロ300と同じなんですね。使用感に大きな乖離がないよう設計されたのではないかと感じるほどです。アクロ500は重心がペンのど真ん中にあり、かつ、重量が両端に配分されているので安定感は増しているように感じます。

個人的には和製ジョッターだなと思いますが、ジョッターよりも使い勝手は上かもしれません。もう少し重量感のある金属軸の高級ラインが出てきてもおかしくないですね。その時にはアクロ1500くらいになるんでしょうか。

 

 

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