C-4040を実家にあげたはいいが、父親や母親はパソコンを使ったことが無い。
一年前に兄貴が買ってあげたパソコンは放置状態で、プリンターのドライバすらインストールしていないらしい。
姉ちゃんやそのダンナがデジカメの使い方を勉強中らしい。
以前、鹿児島に帰ったときに画像の転送の仕方はダンナさんに教えたんだが、既に忘れているっぽい。
で、今日、姉ちゃんから電話がかかってきた。
「メモリを差し込むと画像が出るけど、メモリを抜くと画像が消えるんだけど〜〜」
どういうことか説明したんだけど、まず、アイコンとかデスクトップという言葉すら通用しない。ドラッグするとかファイルを全部選択するという言葉も通じない。
さらに悪いことにおれの手元にウィンドウズパソコンはないので(あるけどしまってある)、おれも頭で画面を想定してしか話が出来ない。
「写真のファイルのある窓を出して、コントロールキーとaを押してくれ。それをマウスの左ボタンで掴んで、そのまま・・・」
「さっきの窓が隠れてるんだけど・・・」
「じゃぁ、さっき作ったフォルダの窓をまず一緒に出しといて、コントロールキーとaを・・・、で、できた?」
こういう会話を30分も続けてると、どんどんおれの言葉も荒くなってくる。
「だから、ファイルを、ドラッグ、エット押してさぁ〜〜〜、ググッとズラして〜〜〜〜」
「あ、変なことになった!」
「(変なことってなんだよ)」
「窓が画面全体に〜」
「窓の右上にあるボタンの真ん中にある、四角が二個並んだボタンを〜〜〜〜」
こりゃ、どうにも埒があかない。で、いいソフトがあることを思い出した。
googlePicasaだ。
このソフトは今のところウィンドウズ用しか無いが、非常に使いやすい画像管理ソフトなのだ。
なんとかPicasaのインストールに成功し、少し使い方を教えた。
Picasaは非常によく出来たソフトなので、直感的にだいたい使い方がわかったらしい。
「メモリーカードを入れたら、Picasaが勝手に画像をダウンロードしてくれるから、これからはソレを使ってくれ(たのむ)」
で、話は終わった。
姉ちゃんはコレをおれの親に教えなきゃいけないんだが、果たしてうまくいくか・・・。
Macユーザーならもう少し話は早いのだが、兄貴がウィンドウズユーザーで、ウィンドウズを田舎に買っていくのでそれは期待できないんだな。

連絡はこちらから