ブックオフで買って読んでみた。
本の中の言葉を使うと、この本は「ネットの向こう側」の事情がよくわかる本だ。Web2.0といわれるウェブの第二世代にさしかかり、今自分たちが何を考え何をするべきなのか、そのヒントが書かれていたように思う。
自分はプログラムやウェブ技術に直接関わる人間ではないし、これからもそういう形での関わり方をすることはないと思うが、その世界そのものには非常に興味がある。ネットの向こう側を利用する立場として非常に興味深く読めた。
この本が出版されたのが2006年なのでもう既に古いと感じる記述もちらほら見られた。普遍の事として通用することもたくさん書かれてあったが、読むなら早めに読んだ方が息づかいがよく伝わってくるように思う。
正直、読み始めるまではあまり期待してなかったが、おもしろく読めた。
ネットの向こう側に興味がある人は読んでみては。
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
- 購入: 61人 クリック: 996回
- この商品を含むブログ (2403件) を見る