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この記事をみて思ったんだけど、先日書いた「カメラの画像処理エンジンを利用したPCレスデジタル写真環境」というのはコレに近いのかもしれない。実はエプソンのフォトストレージは欲しいと思ったことがある。
いつそう思ったかというとちょっと前にパソコンが壊れた時だ。ちょうどK-7が欲しい頃だったのだが、K-7を買ってもパソコンがないんじゃダメだなと思った。でも、なんでデジカメとパソコンがワンセットじゃないといけないんだ？と疑問に思ったのが発端である。そこで思いついたのが高機能フォトストレージ、P7000, 6000だったわけだ。先日のPCレスデジタル写真なんてのはその時に思ったイメージから連想されたものじゃないかと思う。
改めて考えてみると、PCレスデジタルカメラ環境なんていう発想はだいぶ前からいろんなメーカーが取り組んでいる。例えば、プリンターにメモリを突っ込んで、ミニ液晶で画像を確認しつつ印刷するなんてのも、その一環だろう。P7000, 6000は部記憶装置やPC、PictBridgeに対応したプリンターとの接続もできるようだ。できれば無線LANなどにも対応して欲しい。欲をいえば、インターネット上のフォトストレージに画像をアップロードするような機能があればなおいい。まだ他にも気の利いた機能はあるかもしれない。
しかし、こういう提案はカメラメーカーが積極的に取り組むべきだ。デジタルカメラにパソコン用ソフトを付けるだけで安穏としているようでは、ダメだ。シェア拡大はそういう気の利いた提案から始まるのではないだろうか。現在のユーザーのことだけではなく、これからの潜在的なユーザーのことをもっと考えて欲しい。カメラの事だけやっていればカメラが売れるという程甘くはないと思うのだ。
