イス

ここ5,6年、自宅では木製の折りたたみイスを使っているのだが、だいぶへたってきた。最近はすわり心地がすごく悪くて、パソコンに向かうのがちょっと苦痛だったのだ。事実、最近はiPhoneをいじる時間の方が長くなっていた。
今、会社で使っているのはオカムラのfeegoというヤツで定価が8万くらいする。特筆するべきところはないが、普段特にイスを意識することがない。不満がないということは優秀ということなんだろう。事実、改めて考えてみると、結構いいイスだと思う。予算が許すならこのくらいのグレードのイスがいい。使用用途や頻度にもよると思うが、すわり心地や耐久性などを考慮すると決して高くはないと思う。
それと比べるとホームセンターの数千円で売られているイスは頼りない。しかし、さすがに自宅のパソコン用に数万円もするイスを使うほど物好きではないので、購入のターゲットは1万円以下のイスとした。
というわけで安佐南区緑井のニトリに行ってみた(市内よりむしろこっち方面にわざわざ出かけることが多い。緑井から梅林駅の周辺は店の駐車場に停めて買い物ができるので家電や家具類を買うときは便利なのだ。ユニクロも2店ほどあるし、大型書店もあるので、買い物の為に市内に行く理由はあまりない)。手ごろな値段でいろいろ展示してあった。
これまで安価なイスを使ってきたが、最終的に壊れるのは、背もたれの根っこの部分だった。会社にはかなり年季の入ったイスもあるのだが、そういう壊れ方をするものはあまりなくて、クロスの部分が擦り切れてみすぼらしくなるパターンが多い。その辺が数万円するイスと数千円のイスの違いなんだろう。
そんなわけで今回は背もたれ部分が稼働しないタイプをチョイスすることにした。あとイスで嫌なのが、座面前方が下り気味になっているものだ。そういうイスに座るとものすごく腰がつかれて痛くなるからだ。
30分ほど悩んで最終的に選んだのは「ワークチェア ココロ」というイスだ。足の部分が白いのはちょっと気になったが、座った時の相性が一番良かった。カメラもそうだけど、物を選ぶときにはこういう直観が一番大切だ。いくらカタログスペックが優れていても、身体に触れたときにしっくりこないのはよくない。当然、高級なイスと比べるとソコソコではあるのだが、経たった木製の折りたたみイスよりはだいぶいいなぁ。

[rakuten:nitori:10065615:detail]

連絡はこちらから