普段あまり見かけないキャンパスハイグレードが目についたので買ってみた。
キャンパスハイグレードには2種類あって、チョーボペーパーという100g/m^2の厚みのある帳簿用の用紙を使ったものと、ミオペーパーという薄い用紙を使ったものだ。今日買ったのはミオペーパーの方。
MIOとはMobile Ideal Original writing PAPERの略で、”携帯性がよく「書く」に理想的なオリジナル筆記用紙”シリーズ、と書いてある。特にゲルインキボールペンの筆記に適しています、ということだ。
30枚綴じのセミB5ノートで180円だから、普通のノートよりは高いけど、他の高級ノートと比べればだいぶ安い。
早速様々な筆記具で書いてみた。
まず、万年筆。正直、万年筆でコレダ!という用紙はまだ決めかねている。というか、まだ試した数が少ないのだが、今のところの暫定No.1はLIFEのノーブルノートだ。普通のキャンパスノートはにじみや裏抜けもないし、結構なめらかなので、一見よさそうなんだけど、なんとも言えない筆記の重さがあって、万年筆との相性はよくない。一方、ツバメフールス用紙はペンの走りはいいんだけど、独特の硬い筆記感があまり好きじゃない。ミオペーパーはキャンパスノートよりも滑らかで、ペンの走りがいい。裏抜けも全くなく、非常に優秀だ。ただし、手持ちの筆記具の中で裏抜け性抜群のZOOM505の文字だけは若干抜けが見られた。正確には抜けるところまでは言っていないんだけど、だいぶ浸透しているようで、裏から文字が透けて見えてしまう。紙が薄いため全体的にこの傾向が見られるので、濃い色の下敷きがあったほうがいいかもしれない。
他の筆記具も一通り試したが、全く問題はなかった。特にプラチナのシャープペンシル PRESSMAN 0.9で書いた時のなめらか具合はこれまでに感じたことのないようなレベルだった。個人的には滑りすぎてちょっと書きにくいと感じた。
万年筆用の落書き帳としては今のところこれがベストかもしれない。実用性を取ると、LIFEのノーブルノートが上だろう。
キャンパスハイグレードの紙質をもっと滑らかにしたようなのがアピカのプレミアムCDノートだと思うんだけど、高すぎていまだに買う勇気が出ない。あれは間違いなく最高の筆記感が得られると思うんだよなぁ。
アピカ プレミアムC.D.ノート ハードカバー CDS251Y A5 7ミリ横罫 ネイビー
- 出版社/メーカー: アピカ
- 発売日: 2015/02/23
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