uni パワータンク、パイロット ダウンフォースR

壁にあるカレンダーや張り紙、ポストイットなどへのボールペンでの筆記は意識的に控えていた。鉛筆やサインペン的なものを使えば問題ないんだけど、加圧ボールペンだと思うと、なんか無駄に壁面に書きたい衝動に駆られてしまう。(;^ω^)

というわけで(?)、uniのパワータンクとパイロットのダウンフォースも買ってきた。こうなるともう趣味の域でしかないなぁ。(実はパワータンクを使うのははじめてではない。)

左からトンボ エアプレスパイロット ダウンフォースRユニ パワータンク。太さは全部0.7。ダウンフォースRというのは、ダウンフォースの樹脂部分が抗菌仕様になったものらしい。

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ペン先を出した様子。

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エアプレスとダウンフォースは特別なリフィルを使うわけでなく、ノックの力を利用してペン内部の一部を加圧し、リフィルに圧力を加える方式だ。一方、パワータンクは専用のリフィルを使う。

下の写真がパワータンクのリフィルだ。リフィルが二重構造になっており、圧力空気が封入されている雰囲気がわかるだろう。リフィル内部の圧力は3000 hPaなので、大気の約3倍の圧力の気体が封入されていることになる。

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筆記感を確認してみた。

パイロットのダウンフォースが最もシャープでなめらかに書ける感じがする。筆跡も濃く、新油性に近い。

パワータンクはどちらかというとドライな筆記感だ。パワータンクはペン先のボールがスパイクボールといって微細な凹凸が施されている。ルーペで見てもなんとなくツヤがないかなぁという程度だが、表面の粗さのため、若干ボールの動きが渋めなのかもしれない。ただし、書き心地が重いとかそういうのはない。

下の写真の右端は極力筆圧をかけずにペン先を滑らせた状態だが、どれもちゃんと筆記されている。

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筆記距離

トンボ エアプレス BR-SFが500メートル 定価60円

ユニ パワータンク SNP-7が800メートル 定価100円

パイロット ダウンフォース BKRF-6Fが?メートル 定価60円

若干SNP-7が高いけど、筆記距離を考慮すればちょっと高いくらいだ。

最近は万年筆やゲルボールペン、水性ペンのサラサラで濃い筆跡になれていたが、油性ボールペンの表情のある筆跡も捨てがたい気がしてきた。新油性よりもここ最近は旧油性の方が抑揚が効いていて使いやすいように感じている。

新油性よりの滑らかさをもとめるなら、ダウンフォース、旧油性っぽさを味わいたいならトンボのエアプレス、独特の安定感のあるドライな筆記ならパワータンクといったところか。

 (ダウンフォースRはアマゾンでは探せなかった)

三菱鉛筆  油性ボールペン パワータンク SN-200PT-07 黒24

三菱鉛筆 油性ボールペン パワータンク SN-200PT-07 黒24

 

 

 

パイロット 油性ボールペン ダウンフォース 0.7mm ブラック BDW-40F-B

パイロット 油性ボールペン ダウンフォース 0.7mm ブラック BDW-40F-B

 

 

 

トンボ鉛筆 加圧式油性ボールペン エアプレス 0.7 BC-AP20 透明

トンボ鉛筆 加圧式油性ボールペン エアプレス 0.7 BC-AP20 透明

 

 

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