有線式サイクルコンピュータ CATEYE VELO 9、と電動アシスト自転車のこと

新しい電動ママチャリを買いました。まだ自転車本体は納品されていませんが、サイクルコンピュータを新調しました。

購入したのはCATEYEの有線式サイクルコンピュータVELO9です。

サイクルコンピュータは無線式のものがほとんどですが、電動自転車の場合、信号が混線することがあるらしく、使うなら有線式のものがいいらしいです。

有線式にはいくつかメリットがあります。

第一に安価です。CATEYEには有線式はこのVELO9しかラインナップされていませんが、定価で3000円くらいです。Amazonで購入すれば2500円程度です。

また、発信機側に電池が必要ないですし、VELO9の場合、仕様上、リチウム電池(CR2032)1個で約3年電池が持ちます(1日1時間使用時)。

デメリットは、選択肢がほとんどない。設置が面倒。見た目がスマートでない。断線の可能性がある。こんなところですかね。

VELO9でわかるのは以下の9点です。

  1. 走行速度(常時表示)
  2. 走行時間
  3. 走行距離
  4. 平均速度
  5. 最高速度
  6. 消費カロリー
  7. CO2削減量
  8. 積算距離
  9. 時刻

私が主に知りたいのは積算距離と時刻です。

ヤマハの電動自転車は走行速度や時刻が表示されるものがありますが、今回私が購入したパナソニックの電動アシスト自転車ではどちらの表示もありません。

VELO9は上部に常に走行速度が表示され、モードボタンを押すごとに2~9の表示が切り替わるようです。また、積算距離は任意に入力できるので、バッテリー入れ替えの際に積算距離を引き継ぐこともできます。ちなみに、積算は99999kmまで可能です。

防水性能としてはIPX8(センサー除く)と記載があります。センサー除くというのがどういう意味かよくわかりませんが、まぁ、少々雨に濡れてもOKということでしょう。

内容物は以下の通り。

一番左が発信機(マグネット)や取り付け部品、真ん中がセンサー、コード、ブラケット、右がサイクルコンピュータ本体です。

コンピュータ本体は取り外しできます。

コンピュータ以外の部品は別途購入できますし、オプション品として線が太いタイプも準備されています。

もう少し先になると思いますが、取り付けなどしたらまた報告したいと思います。

ちなみに、予約中の電動アシスト自転車はパナソニックのティモDXです。

購入条件は以下の4点。

  1. 電動アシスト自転車
  2. シティサイクル(いわゆるママチャリタイプ)
  3. 27インチ
  4. 内装5段

平地走行なら電動アシスト自転車の必要性はほとんど感じません。私が今、メインで乗っているママチャリは10年以上(15年くらい?)乗っていますし変速機すら付いていません。広島市内を走るのに、これで困ることはありません。ただ、広島市の場合、東西に移動すると大きな橋がたくさんあって、橋はちょっとしんどいです。あと、河原に降りたりする斜面はそれなりに勾配があるので心理的な負担があります。電動アシスト自転車は平地も坂も足の負担にほとんど変化がないので、体力的にも心理的にもかなり楽です。早く走ったり、長距離ツーリングするような使い方ではなく、近場を楽に走ることに特化して考えれば、電動アシスト自転車に一度乗ると世界が変わります。近場といっても、片道10キロくらいは散歩の延長線くらいの気持ちで余裕です。

バイクも考えたのですが、生活圏内を自由自在に走れる自転車を選ぶことにしました。

安全のため速度が出る必要はありません。そもそも電動アシスト自転車自体、そんなにスピードを出して乗るようなものではありません。機種にもよると思いますが、経験的に一番楽なのは時速15キロ前後です。というか、電動アシスト自転車は早く走ろうとすると、逆にしんどいです。楽に平均速度を速くしたい場合は、普通のママチャリの方が有利です。

今乗っている古いママチャリが27インチですし、効率やタイヤの摩耗などを考えると27インチがいいです。

変速機はあまり使わない人もいると思いますが、私は結構細かく変えます。3段だと漕ぎ出しが2ですぐに3にする感じですが、もう少し細かく変えたいのと、最終ギア比を少しだけ大きくしたいというのもあります。私は割とマメにチャリのメンテナンスをしますが、自転車は屋外に放置するので外装変速機よりも錆びにくい内装変速機の方がいいです。

ちなみに、屋外放置でもこまめに注油しておけば15年ほど経過しても特におかしなことにはなりません。ただし、ハンドルやリムにステンレスを使っているそれなりの機種を選ぶ必要はありますし、必要に応じて部品交換は適宜行っています。パンク修理やチェーンの伸び取りくらいは自分でできるように工具を揃えています。

この4条件を満たし、入手性の良い有名メーカーのものとなると、以下の3台が候補になります。

ヤマハ:PAS CITY SP5

パナソニック:TIMO DX

ブリヂストン:アルベルトe

ヤマハとパナソニックはセンターモーター式す。アルベルトeは前輪ハブモーター式で回生充電が可能となっていて、充電1回あたりの航続距離が長いのが特徴です。

ヤマハは走り出しや坂道での制御がうまく違和感がありません。パナソニックはあまり乗ったことがないです。制御はヤマハの方がうまいとよく聞きますが、自転車屋いわく定常走行時のアシスト感はパナソニックが強く感じるということです(未経験なのでよくわかりませんが)。アルベルトeはベルト駆動の前輪ハブモーター式で回生充電可能とかなり独特の特徴があります。どれも一長一短ですが、最終的にはデザインでTIMO DXを選びました。

一見、昔ながらのママチャリですが、そこが気に入りました。実車をよく見るとかっこいいです。新色のグリーンもいい感じです。どうやら今年は緑色が縁起がいいらしいですし。U字型ではなくスタッガードフレームなのもいいです。溶接ではなくラグ付きの細めのフレームがよく見ると味わい深いんです。リムや泥除け、カゴ、ハンドルがステンレスなのもいいです。この構成なら各部品とチェーンに注油を忘れなければ、かなり長く乗れます。もちろん、ビスなどは錆びると思いますが、経験上、あまり気にする必要はないです。気になるようなら、ビスやナット類は交換してしまえばいいです。タイヤやワイヤー、サドルなどの部品はその都度、自分で交換してしまいます。今乗っているママチャリもBB、サドル、ワイヤー、電灯、泥除け、チェーン、ブレーキ、タイヤなどはその都度、交換してきました。最初にちょっとだけ工具を揃える必要がありますが、自転車屋にやってもらうより自分でやった方が結果的には安上がりです。カセット式のBBの交換には専用工具が必要(割と高い)なので、自転車屋に交換してもらいました。

 

 

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