ぺんてるから新しいシャープペンシルの替え「PentelAin（ぺんてるアイン）」が発売されるようです。
ぺんてる株式会社は、シャープペン替芯ブランドを13年ぶりにリニューアルし、新ブランド「Pentel Ain（ぺんてるアイン）」を2023年1月30日（月）より全国の文房具取扱店にて順次発売開始します。
シャープペンシルの芯はたくさん持っていますが、普段よく使うシャープペンシルにはアインのHBを入れることが多いです。アインのHBを使う理由は書き味というより、そこそこ濃くて減りにくいイメージがあるからです。書き味の柔らかさが欲しい時にはパイロットのグラファイトのBを使ったりします。S20などに使われている芯がこれだと思います。
シャープペンシルの書き味は芯だけで決まると思っている人もいるようですが、そうではありません。厳密に言うと、当たり前ですが、ペン＋芯の組み合わせで決まります。ただ、芯の摩擦感や筆記感などはペン自体の大きさや重量、そのバランス、素材の質感、色など、様々な要素の組み合わせで変わってきます。
とはいえ、質紙と摩擦するのは芯ですし、書いた時の摩擦力（振動なども含む）や筆跡の濃さ、太さは芯で決まります。
「Pentel Ain（ぺんてるアイン）」は、当社従来品の「なめらかさ」をさらに向上させた13年ぶりの新ブランドです。シャープペン替芯に求められる「折れにくさ」「濃さ」「汚れにくさ」などの基本品質を、すべて高レベルで実現しつつ「なめらかさ」に磨きをかけた総合力の高い製品です。当社従来品は強度と濃度という、相反する性能を高次元で両立しており、Pentel Ain（ぺんてるアイン）もこの性能を損なうことなく引き継ぎ、さらに「なめらかさ」を向上しています。
アインは減りにくいけど、それほど濃くなくて割と硬い書き味というのが私のイメージですが、それがよりなめらかに濃くなるということでしょう。
