今日、皆実町のゆめタウンの多山文具のショーケースを見ていたら、見慣れないペンが置いてありました。
メノルカペンと書いてありますが、ネットを調べてもほとんど情報が出てきません。
正直、よくわからないペンですが、ボルトアクション式が気になって、メノルカを買ってきました。
パッケージはこんな感じ。しっかりとしたオシャレな箱に入っています。
ペンの外観はこんな感じです。ボルトアクションの突起が特徴的です。
重量は51.7 gもあり超重量級です。ボルトアクションの部分に金属の塊があるためペンの重心は真ん中よりも少し上くらいです。
ボルトアクションはこんな感じです。棒が溝に引っかかることでペン先を固定できます。非常にシンプルな機構です。
リフィルはG2規格のものが使えます。
ボルトアクション機構はこんな感じです。
全体的に手作りっぽいです。壊れるところはなさそうですが、ボルトアクションの棒はただのネジなので緩んで落とさないように気をつけないといけません。軽く部品をグリスアップしたらだいぶ動きがスムーズになりました。
ペン先のガタツキは普通くらいガタつきます。
リフィルはノーブランドでしたが、普通の油性ボールペンで、意外と書きやすいです。
グリップ感は悪くないですが、重すぎるのと高重心なので長期筆記には向かないと思います。
真鍮なので数日も使えば黒くくすんでくると思います。
このペンは工業製品というより、どちらかというとクラフト系のペンだと思います。加工や仕上げなどにはなんとなく粗荒さが残っていますが、機構的には問題ありません。バネ以外は全て真鍮でできていて、壊れるような部分がありません。バネは長さがサラサクリップのバネと同じくらいだったので、試しにサラサクリップのバネを使ってみたところ、若干バネレートが低いですが、使えました。
パッと見た時に気になったように、実際に手にしてみても、なんかずっと手元に置いておきたくなるような愛着が湧くペンです。