サラサドライとサラサR

サラサRの0.5を使ってみたところ、なんとなく手持ちのサラサドライ0.7と同じ雰囲気を感じたので、比べてみることにしました。

比べたのはサラサドライ0.4とサラサR0.4です。

サラサドライはファミマで、サラサRはダイソーで買ってきました。

価格は定価ベースでサラサドライが165円、サラサRが110円です。

サラサRは形状はサラサとほぼ同じです。サラサドライはフォルムは似ていますが、部品は全部違うようです。デザインにこだわってる感じですが、個人的には正直どっちでもいいです。どちらかというと、サラサドライのようなアシンメトリーな形状はあまり好きじゃないのと、口金に射出成形時に残るランナーの跡があるのが気になります。

重量はサラサドライが11.0 g、サラサRが10.8 gでした。違いは分かりません。

書き比べてみましょう。

筆記感に差はほとんどありません。ただ、サラサRのペン先には少しビビリのようなものを感じますが、サラサドライは安定しているように感じます。口金の構造やバネに違いはありますが、最大の違いはノックボタンの大きさだと思います。

左:サラサR、右:サラサドライ

サラサドライのノックボタンが小さいのが分かります。

どちらもノックしても固定されるタイプではないので、大きく振るとカチャカチャしますが、小さく振るとサラサドライの方はほとんど音がしません。手で摘んで左右に動かした時の挙動も全然違います。サラサドライのノックボタンはテーパーが大きめに取ってあって、中の部品と組み合わせた時に動きにくいように設計されているのではないかと思います。そのため、筆記振動によるビビリも少なく、筆記感が向上しているんだと感じました。

書き方の差かもしれませんが、筆記線は若干サラサドライが太いように見えます。よくみると、ほんの少しだけサラサドライのインクの滲みが多いように思います。染料自体はほぼ同じだと思いますが、サラサドライには表面張力を下げるような工夫がされているのではないかと思います。

ちなみに、サラサドライ、サラサRの0.4と普通のサラサクリップの0.5は同じくらいの太さのようです。

サラサシリーズのリフィルには互換性があるので、サラサドライの軸に好きなリフィルを入れて使うのがいいかもしれません。

 

 

 

 

 

連絡はこちらから