PILOT SUPER KNOCK

ロディアにペンホルダーを付けたまではよかったんだけど、それに合うペンが見当たらなかった。最初、金属軸のvi-vicを付けてみたんだけど、どうにも重くてバランスが悪かった。いろんな手持ちのボールペンを試してみたが、まず致命的にダメなのは、ラバーグリップがたいていのペンには実装されていること。ペンホルダーへの出し入れがまどろっこしくてしょうがないのだ。しかし、とある事実に気が付いた、キャップ式のペンはこんな感じになるからゴムが邪魔にならないのだ。

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しかし、キャップ式というのは機動力に欠ける。サッと取り出して、左手にロディア、右手にペンでササっと記録する。声には出さないが、後輩が「やっぱこの人すげぇわ」と心の中で称賛する。これが理想。それがキャップ式だとロディアを持った手でキャップをつかんで、外して、落として・・・という現実の姿がありありと目に浮かぶのだ。「うわっ、ただのメモ帳にペンホルダーまで付けて、ダッサ」。それだけでもうなんか嫌なのである。

いろいろと悩んで考えた結果、ノック式でラバーのないペンを買って来ればいいんだ。と、気が付いた。しかし、店頭で探してみるとそういうペンは少ない。探してみると、水性ゲルボールペンだといくつか見つかった。もちろん、4,500円の金属軸をラインナップに入れればたくさん候補は見つかる。いろいろ検討しているうちに、100円以下の油性ボールペンでグリップ部がラバーじゃないペンが欲しくなってきた。そういう条件だとほとんど見当たらない。今日見て回った文房具店でたった一つだけそれに該当するボールペンが見つかった。それがパイロットのスーパーノックだ。

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定価80円+税の非常に安価なボールペンである。レフィルはBSRF-6Fでパイロットの標準的な油性ボールペンだ。オプトはこれのロングタイプのBPRF-6Fを採用している。おどろきなのはBSRF-6Fの価格が60円であること。ペン本体の価格が実質20円なのだ。ガンガン使うことも全く恐れがない。最悪丸ごとなくなってもそれほどお財布が痛くない。

かねてから言っているように、自分はこのいわゆる旧油性タイプのボールペンが気に入っている。低い筆圧で書くと新油性と比較して筆跡がうすいのでつい力を入れて書きたくなるんだけど、そのまま低筆圧のまま書いてみて欲しい。ほとんどかすれずに書くことができることに気が付くだろう。また、適度な摩擦のおかげでペン先が滑ることがなく、指先に力を入れる必要がないため、結果的に疲れにくい。

ノック式ボールペンの欠点はペン先がぐらつくことだ。そのため自分はゲルボールペンなどはキャップ式を好んで使うことが多い。スーパーノックはコストダウンのためか、ペン先の口金がプラスチックだ。成形の精度が高いおかげもあるのだが、プラスチックなのでカチカチ言うことがない。また、適度にペン先がしなるため、紙へのタッチがソフトになっている。キャップ式である必要性を感じないメリットがここにある。

正直、このペンはすごい。孤高の存在だ。「どうせ、ラバーグリップが好きなんじゃろぉが、ほいじゃぁ、そっちをこー(買)てつかぁさいや、無理してこ(買)うてくれとは言っとらんのんじゃけの」

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ロディアにさしてみるとこんな感じだ。ペンの抜き差しもスムーズで、ノック式で機動性も高い。どこからともなく称賛の声が聞こえてくる。

筆跡はこんな感じ。

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こうなってくると、ダイソーあたりに売っている10本100円のノック式ボールペンあたりががぜん気になってくる。一度買ってみようかなぁ。 ただ、どう考えても使い切るのに数年はかかりそうだ。

 

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