PILOT ACRO300

ラバーグリップ自体が嫌いというわけではないですが、ペンにラバーの必要性はあまり感じません。

持ち歩いて外で使う筆記具として、ノック式ボールペンは便利です。なくしたり落としたりするリスクがあるので、価格は安いほうがいいです。持ち運びやすさを考えると、細身でラバーがない安価なノック式の油性ボールペンが適しています。

ただ、この条件に合うボールペンはそれほど選択肢がありません。国産だとパイロットのスーパーノックが条件に合います。

digistill.hatenablog.com

文房具屋ではなく、セレクトショップや雑貨屋などで見かけることもあります。

代表的なところだとBICのクリックゴールドです。

digistill.hatenablog.com

今日手に入れたのはパイロットのアクロ300です。価格が300円と、ちょっと高めです。スーパーノックよりもスタイリッシュです。クリックゴールドは昔ながらの典型的な旧油性タイプですが、アクロ300は新油性タイプです。新油性は0.7ミリ以上になると滑りすぎる感じがありますが、0.5ミリくらいなら気にならなくなります。

f:id:digistill:20180217205939j:plain

重量は10.9グラムで、手にすると少し重量感があります。ちなみに、スーパーノックは6.4グラム、クリックゴールドは7.9グラムです。

デザインはクリックゴールドによく似ていますが、少し大きめです。

↓左がアクロ300、右がクリックゴールド

f:id:digistill:20180217210432j:plain

色はクリアブルーで、透明感のある濃いブルーです。写真ではちょっと伝わりにくいですが、結構きれいだと思います。

ネジ部が金属になっていて、低重心になっています。

f:id:digistill:20180217210521j:plain

同時に発売されたアクロ1000はグリップ部分がすべて金属になっていますが、ノック側は樹脂です。店頭で比較する限り、ノック側はアクロ300と違いがありませんでした。金属グリップに700円の価値を感じるかなぁ・・・。

グリップはただの樹脂ですが、形状が手になじみやすく、書きやすいです。

特筆すべきは口金の精度。

f:id:digistill:20180217211205j:plain

口金といっても樹脂ですが、口金の内径とペン先の外径がほぼ同じです。リフィルを取り外し、逆側から入れてみるとちょっときついくらいでした。そのため、ノック式でもペン先のグラつきが皆無と言っていいくらいのレベルに仕上がっています。

クリップは金属製で結構きついのでしっかりと固定することが可能です。

 

 

連絡はこちらから