まだかな、まだかな〜♬
学研のおばちゃん、まだかな〜♬
続々と届いた報告がある中、先着300名には間に合ったはずなのに、まだシールが届いていませんでしたが、今日届きました!
これはどこに貼るか迷いますね。特にキラキラの特別感満載のやつは。
はてなダイアリー時代からここでブログをやってるので記念になるシールはうれしいです。
さて、どこに貼ろうかなぁ。
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さて、どこに貼ろうかなぁ。
自宅で落書きするときに使う紙を買ってきました。
A4のコピー用紙やB5ノートも使いますが、机が狭いのでB5のコピー用紙やレポートパッドもよく使います。
ダイソーで購入したプランニングパッドと似たようなものかと思って、適当に3冊も買ってきましたが、ちょっと違うものでした。
以前購入したこちらは日本製で50枚綴り。
最初に示した今回購入したものは80枚綴りでインドネシア製です。
今回購入したレポートパッドは罫線がくっきりしていてちょっとうるさい感じです。紙質もちょっと落ちます。レポートパッドは若干ざらつきがありますが、むしろシャープペンシルやボールペンのインクの乗りはいいかもしれません。
レポートパッドは裏抜けも少し多めでした。
罫線が邪魔だったら裏を使えばいいと思いますが、それならコピー用紙でいいか・・・って気もします。
私のようにペンを次々買っていると、使わないで何年も放置されるペンがたくさん出てきます。先日購入したクーペのインキBRFN-10Fはもう半分くらいになっているので、お気に入りのボールペンを毎日使っていれば問題ないですが、何年も放置しているとインクが劣化します。
トンボのウェブサイトを見ると、油性インクの寿命はJISでは「製造日より15ケ月間経過しても良好に書き出せること」となっているようです。トンボの場合、24ヶ月を保証しているようです。とはいえ、油性ボールペンの寿命は長いので、適切に保存されていれば5年くらいは使えるとしています。*1
去年いただいたピュアモルトボールペンのリフィルの刻印を見てみると、製造したのが2015年3月でした。
このボールペンのリフィルはS-7Lというものです。
インクが古くても筆記は可能ですが、書き出しが渋くなる傾向にあるように思います。
実はこのリフィルは互換性が高く、ジムノックのリフィルや、スタロジーの油性ボールペンのインクなどが使えます。ちょうどスタロジーのリフィルがあったので交換してみました。
(下の写真は撮影のために、一度取り出したリフィルを再度入れて撮影しています。)
スタロジーのインクは低粘度油性です。ただ、あまり粘度を下げないようにしているようで、旧油性と新油性の間くらいのインクになっています。OHTOのなめらか系インクに近い気がします。
リフィルを新しくするだけでだいぶ書き心地が変わったように感じます。
実は最近、ドクターグリップ4&1のインクも全色新しいものに入れ替えました。ドクターグリップのインクは発色が良く、なめらかに書けるので好きなんです。ジェットストリームの4&1よりもちょっと重いですが、グリップはドクターグリップの方が0.5mmほど細いです。たった0.5 mmですが、グリップ形状も違うので、だいぶ違うものに感じます。
写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、筆跡が濃くなっているのが分かります。
4、5年オーダーになってくるとインクそのものに改良が加えられている可能性もあります。書き味が悪いなぁ・・・と引き出しにしまう前に、リフィルを新しくしてみるのもいいんじゃないかと思います。
以前から気になっていたぺんてるのカルムを買ってきました。150円+税。
単色(0.5, 0.7)、3色、2色プラスシャープペンシルの3つのラインナップがあります。
今回購入したのは単色の0.7です。
ぺんてるの新油性インクはビクーニャインキと呼ばれていますが、ビクーニャインキを搭載したペンを購入するのは初めてです。
このペンの主な特徴はノック音が静かなことです。最近はペンのノック音が問題になることがあるそうで、こういう需要があるんだそうです。書き初めのワンノックくらいは許してあげてって思いますが。確かにカルムのノック音は静かですが、これでもカチャカチャやられたらやっぱりうるさいと感じると思います。
重量は10.4グラムで全長は143 mm、バランス係数([ペン先から重心までの距離 / 全長])は75 / 143 = 0.52です。低重心ではありませんが軽いペンなので特に問題はないです。
もうひとつの特徴は革調のロンググリップです。
材質はゴムっぽい素材(おそらく熱可塑性のエラストマー)で、しっとりとして強いグリップ力を発揮します。ボールペンで後ろの方を掴むことはありませんが、指先に当たる部分が全面的に柔らかいので独特なソフトさを感じます。
あまり大々的にアピールしていませんが、このペンの最大の特徴はペン先がほとんどブレないことだと思います。
ペン内部のペン先側を観察してみると、なんか工夫がなされているような様子が伺えます。
初めて使うビクーニャインキなので色々ぐちゃぐちゃと書いてみました。なかなか好印象です。改良を重ねたなめらか油性インキと書いてあるので、以前のインキよりも性能が上がっているんだと思います。
発色をジェットストリーム、アクロインキと比べてみました。
ビクーニャインキは若干筆跡が細いですが、なかなか優秀なインクだと思います。ジェットストリームは塗りつぶすとインクが赤っぽいのがよくわかります。アクロインキは黒々としています。ビクーニャインキは色相はなかなかいい感じですが、アクロインキと比べると薄い感じがします。ジェットストリームが人気知名度ともにナンバーワンだと思いますが、他社のインクもだいぶよくなっているので、性能的に大きな差はないと思います。
スタンダードな単色油性ボールペンだと、ジェットストリーム、ブレン、アクロボールあたりが有名どころだと思いますが、その中でもカルムは上位に食い込む実力があります。トータルバランスを考えると、私はカルムが一番好きかも。
コクーンはパイロットから発売されている筆記具のシリーズで、万年筆、シャープペンシル、ボールペンがあります。
コクーンというのは繭という意味です。ペンの外形が繭をモチーフにしているというわけです。
今回購入したのはアクロインキを搭載する回転繰り出し式の油性ボールペンです。2020年に東日本大震災義援金付きの限定品として発売されたもので、一本2000円です。通常品は1500円なので、差額の500円が日本赤十字社を通して寄付されるという仕組みのようです。2021年の1月にこのシリーズの義援金は既に505万7500円、支払われています。万年筆が4446本、ボールペンが5669本売れたそうです。限定品のカラーラインナップはラブレッド、ピースホワイト、リリーフグリーン、エナジーイエロー、フリーダムブルーで、今回私が手に入れたのはフリーダムブルーです。
コクーンの限定品が前回発売されたのは2015年でした。気がつくと限定色が出てくるシャープペンシルなどと違い、コクーンは滅多に限定色が出ません。
コクーンの通常色は7色展開されています。ブラック、ホワイト、シルバー、ブルー、ボルドー、チタン、メタリックグレーです。今日、店頭でそれぞれの色を手にしてひとつ気がついたことがあります。ホワイト以外の色はマットな塗装仕上げになっていますが、ホワイトは光沢仕上げになっています。マット仕上げの方が見た目的にはかっこいいのですが、私はグリップ力が劣ると感じます。マット塗装の方は手にした時にちょっと不安定な印象を受け、知らず知らずのうちに手に力が入るので少し疲れる感じがします。先日購入を見送ったのも、そういう違和感が若干あったんだと思います。
しかしながら、光沢仕上げのホワイトを手にした瞬間、おっ、これは悪くないなと直感しました。よし、白を買おう。そう思いながら店頭をぶらぶら観察していたとき、この限定色を発見しました。ボールペンはピースホワイトとフリーダムブルーの2色が2本だけ売れ残っていました。それを手にすると、光沢仕上げであることに気がつきました。手にするとやはりしっとりとしたグリップ感があります。筆記具は基本的に、黒か青を買うことにしているのでちょうどいいのが売れ残っていたわけです。
重量は31.4グラム、全長はリフィルを出した状態で約144 mmでした。重心位置は76 mmなので、バランス係数([ペン先から重心までの距離 / 全長])は76 / 144 = 0.53です。ペン先から重心までの距離が65 mmから70 mm程度で、バランス係数が0.5を切るくらいだと、低重心だと感じることが多いです。
リフィルはアクロインキのBRFN-10F-Bです。S20やクーペ、ドクターグリップのリフィルと同じです。ボール径は0.7です。
このリフィルは非常になめらかに書けるので好きです。
上の写真は左がグリップ側、右がクリップ側です。リフィルが入る部分には精度の高いパイプが配置され、リフィルが不用意にガタつかないようになっています。
ペン先とクリップのあたりを観察してみましょう。
クロームメッキの質が1000円クラスのペンよりもちょっといいです。ベースの部品の仕上げがいいのかもしれません。
クリップはシリーズで共通だと思います。
それほどコストをかけた仕上げではないですが、程よく剛性があり上質です。クリップとしては申し分ありません。パイロットの場合、この辺の設計は絶対に外さない安心感があります。
塗装の感じはクーペに似ています。コクーンのラメがちょっと細かく感じます。この仕上げはパイロットの筆記具によくあるもので、小慣れた技術が使われているんだと思います。
ここで少し、2015年の限定軸との比較をしてみましょう。
2015年の限定色は万年筆しか出ていません。マーブル模様が綺麗です。この塗装だったら+1000円出してもいいです。
ついでにペン先です。
マーブル模様のアップも示しておきましょう。
次に筆記した時の感想です。
まず、回転繰り出しの感触は上質です。スッと動き、最後は滑らかなクリック感と共にペン先が固定されます。戻すときは少し元に戻すように回転させると後はバネの力で初期位置まで戻ります。
コクーンは全体的にはちょっと太めのペンに見えますが、グリップする部分は直径11 mmほどです。この場合のグリップ位置というのは先端から40 mmほどのことを示しています。諸条件によって最適と感じるグリップの太さは変わると思いますが、おおよそ10 ± 2 mm程度が私は使いやすいと感じます。条件にもよりますが10 ~ 11 mmの範囲が最適と感じることが多いです。お気に入りのクーペもグリップ部分は11 mmです。
筆記するとクーペよりも重心が高いのがすぐにわかります。
クーペはペンを持った時にできる親指と人差し指の輪の中心に重心があります。一方、コクーンは重心が手に当たるくらいの位置までずれています。クーペは重量がコクーンよりも5グラム軽い25グラムです。書き心地はクーペは軽快、コクーンは重厚です。上手な位置に重心を持ってくると、あたかもペンが手に吸い付くような安定感を感じます。万年筆っぽい持ち心地です。クーペもかなり好きですが、コクーンも悪くないです。優劣をつけるのは難しいです。
なんとなく似た書き心地のボールペンがあったなぁ・・・と思い、確認してみたら、これでした。ジェットストリームプライム回転繰り出し式シングルの限定版(ノーブルブラック)です。
重量はコクーン:31.4グラム、ジェットストリーム:30.4グラムで、1グラム差。
重心位置は下の写真の通りよく似ています。
軸の太さは違いますが、全長もよく似ているので筆記感が似ています。
ジェットストリームプライム回転繰り出し式シングルの限定版(ノーブルブラック)は表面が自己修復塗料が塗ってあり、塗装面全体に心地よいグリップ感があります。この塗装はクルトガダイブに施されているものと同じです。(クルトガダイブの場合、公式には自己修復塗料を使用しているとは謳っていませんが、メーカーに確認してくれた人が自己修復塗料で間違いないってことを教えてくれました)。
口金のガタは少なめです。比較するとクーペの方が若干狭い感じがします。しかしながら、筆記時にかちゃかちゃと音がするようなガタつきではないようです。
通常版は1500円で手に入るわけですが、コストパフォーマンスは高いと思います。通常色なら個人的にはホワイトが持ちやすいと思いますが、他にかっこいい色がたくさんあるので迷うところです。