かわせみ

試用していたインプットメソッドのかわせみだが、結局購入しなかった。というのも、一ヶ月使い込んでみてMac OS純正の「ことえり」以上のメリットはほとんどないように感じたからだ。OS7のころのことえりさんは相当バカチンで全く使い物にならなかったので、ATOKを使っていた。しかし、OS Xになったあたりからことえりさんはだいぶ知恵をつけたようで、実用的に困ることがほとんどなくなったように思う。自分の場合、文章単位で変換する習慣がなく、かなり短いスパンで変換するクセがついているので、インプッドメソッドのかしこさを感じにくいというのはあるかもしれない。言い換えると、使うヒトがイマイチなのでInput Methodがそこそこbakachinでもあまり問題がない。
ことえりさんが特に優れているということもないのだが、一個だけ気に入っているところがある。それはcontrol+kで単語をカタカナ変換するキーボードショートカットだ。「これはことえりさんにはちょっときついかな」というカタカナ語は迷わずcontrol+kで強制変換シテイル。アップルのキーボードのコントロールキーはちょうどaの隣にあるので小指でちょいと押しながらkを押す感じなので、ヤリヤスイノダ。不器用だけど、時々気の利いたことをしてくれている後輩みたいなものだ(実生活ではそんなやつはホトンドいないが)。Winマシンはへんてこな場所にコントロールキ〜があるし、コントロ〜ルキィがちっこいので、コピペすらめんどくさい感じだ。ウィンドウズを使うとアップルキーの絶妙な位置と大きさ・万能さ加減、コントロールキーの位置の良さがMacのよさのひとつなんだとつくづく思う。最近はウィンドーズにもだいぶ慣れてほとんど違和感はないのだが、使っていて気持ちがいいのはやっぱりMacかなと思う。

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