最近、AIや機械学習、深層学習などという言葉をよく耳にするようになった。特にAI、(Artificial Intelligence)つまり、人工知能はなじみのある言葉ではないだろうか。
それが何たるかということに関しては、自分は全く知らない。というか、どこかのかしこい人がコチョコチョやるようなことだ、程度の認識しかなかった。しかし、最近、この手の技術書や一般書が目につくようになってきて、こりゃ技術者として少しは知らなきゃいけないんじゃないかという気がしてきていた。
そんなとき、この「ゼロから作るDeep Learning」が目についたので買ってきた。買ってきただけで読んでない。プログラミング言語としてPythonを使っているので、とっかかりやすい。(ていうか、Pythonの勉強もほとんど進んでないなぁ・・・)
今日、何冊かPythonのAI関連本を見てみたのだが、AIのところになるといきなり専用のモジュールを引っ張り出して、それをいじくりまわしているような感じに見えた。自分の場合、どちらかというとそれを使って何かをするというよりも、それが何なのかの概要をある程度しっかり知りたい。だから、これはそういう装置ですからちょっと組み立ててスイッチ入れてくださいってのでは困るのだ。
この本では外部ライブラリとしてNumpy(Pythonの数学系のライブラリ)とmatplotlib(データ可視化ライブラリ)くらいしか使わない。環境的にはAnacondaを使っている。Anacondaはダウンロードしてインストールするだけだから、誰でも簡単に環境構築が可能だ(自分はすでにインストールしている)。プログラミングするのにめんどくさい環境構築をする必要がないのは助かる。しかも、このライブラリはiOSのPythonistaでも実行可能なので、iPhoneやiPadでコードが実行可能である。
まだちゃんと目を通してないけど、数学的には線形代数や微分、偏微分程度がわかっていればなんとかなりそうなので、ついていけるような気がする。
読み終わるのはいつになるかわからないけど、なんとなくおもしろそうな本だ。
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
- 作者: 斎藤康毅
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2016/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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