一番多く持っている筆記具はおそらくシャーペンだと思います。使用頻度はそれほど高くはないですが、安いしバリエーションが豊富なので楽しいです。どの商品も特徴があり好きなポイントはあるのですが、現時点で好きだなと思うシャーペンをあえて5つ選びました。順不同です。
- ぺんてる 万年CILケリー(写真はCDTバージョン)
- ぺんてる グラフギア1000
- ロットリング ラピッドプロ
- uni クルトガローレットモデル
- プラチナ プレスマン
ケリーは手にした時の感触が秀逸です。また、キャップの機構もおもしろく、外観にも特徴があります。こじんまりとしているのも好きですね。
グラフギア1000は最初はちょっと苦手意識があり、長年購入してきませんでした。しかしながら、使ってみるといいんですね。手にした時の感触や重量バランス、回転のしやすさなど、完成度が高いです。リアヘビーではありますが、重心はそれほど高くなく、独特の重量バランスが心地いいです。グリップも秀逸で。グラフ1000やスマッシュよりも好きです。絞り込まれたペン先や製図用の4ミリスリーブのおかげでペン先への視野は大きく確保されています。スリーブを収納する機構もしっかりしており、ペン先のぐらつきもほとんどありません。ぺんてるですから、ノック機構も最高の出来です。ノック感もいいです。どこにも妥協や隙がありません。シャーペンを知り尽くしたメーカーだからこそ作れる逸品です。
ラピッドプロは外観、触感、書き心地、取り回しの良さ、全てにおいてハイレベルです。筆圧に応じて芯が動くショック吸収機構が実装されています。デルガードほどではありませんが十分実用的です。製図用で培った設計思想を一般筆記用にアレンジした感じです。ロットリング600などもいいですが、一般筆記なら断然ラピッドプロです。一般筆記の場合、持ち歩くことが多くなりますので、ペン先収納ができるのも実用性が高いです。
クルトガローレットモデルはここに入れるか迷いましたが、入れました。クルトガは販売当初から買い始め、ほぼ全てのモデルを手に入れています。しかし、手元には今のところ2本しか残っていません。ギミックが気になり買うのですが、ペン先が沈み込みのがどうしてもなじめないんです。しかし、このローレットモデルやアドバンスは割りと許容できます。沈み込みが少なくなったわけではないですが、あまり気になりません。シャープペンシルはどうしても片減りするので、ペンを回すことが前提となります。この前提がなければ、ベストに登ってくるのもあります。例えば、LAMYのサファリがそうです。回さずに使うのなら、かなり気にいっています。クルトガはペン先が回ることでペンそのものを回す必要がありません。ですからもっとグリップしやすい究極の形状を目指すべきです。ローレットモデルは普通のシャーペンとしても十分通用するデザインですが、こういうデザインである必要性は感じません。しかし、使いやすいですし、クルトガにはどこか気になるなにかがあります。今度発売されるアドバンスの0.7も買う予定です。
プレスマンは芯が0.9ミリの速記用のシャーペンです。軽量かつシンプルですが、ショック吸収機構が実装されています。価格も200円と安いです。0.9ミリのシャーペンは芯が太すぎるのではないかと思われますが、使ってみると気になりません。100mmの2B芯も滑らかで濃いので好きです。芯が太いのでノックもそれほど頻繁にする必要がありません。今回は順不同ですが、もしかしたら一番気に入っているのはプレスマンかもしれません。絶対になくなって欲しくないシャーペンの一つです。ものとしての完成度や愛蔵品度ならラピッドプロですが、プレスマンは10本くらい買って、あちこちにばらまいておきたい感じです。ものとしての個体に興味があるというより、プレスマンであることの方が重要です。200円という価格がそのような使い方を実現します。事実、プレスマンは3、4本持ってます。
ぺんてる シャープペン 万年CIL(ケリー) 0.5 HB キャップ式 XP1035AV ブラック
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三菱鉛筆 シャープペン クルトガ ローレット 0.5 ガンメタリック M510171P.43
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プラチナ プレスマン シャープペン 速記用0.9mm芯2B 2105010
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