ぺんてる オレンズネロ

今日もダイソーでA4横のPlanning Padを5冊買ってきました。A4を縦で使いますが、横横置きタイプは長辺が閉じられているので、縦置いて使うと切り取れるノート的に使えて意外と使い勝手がいいかもしれません。

ところで、ここ数日、筆記具はオレンズネロばかりを使っています。

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オレンズネロ 0.2, 0.3

オレンズネロは筆記角度が小さいと使いにくく感じる筆記具かもしれませんが、適切に使うと「便利」です。

書き心地は0.3の方がいいのですが、0.2の方が自動芯出し機構のメリットが活きます。オレンズの0.2を持っているのですが、0.2の芯はかなり減りが早く、オレンズでも割と頻繁にノックする必要があります。オレンズネロはノックしなくても芯が出続けますからノックのことを考える必要はないです。

また、手動クルトガしなくても筆跡が太くなりません。筆記角度60度で考えると、0.2で線の太さは0.23 mmになります。同じ筆記角度で0.5 mmをクルトガ状態で書くと線の太さは0.28 mmになりますので、オレンズネロでそのまま書いても細いです。クルトガ状態にすると、半分の0.12 mm程度ということになります。

ただ、この細さが仇となり、無印良品のらくがき帳のような表面が粗い紙で筆記するとちょいちょいペン先が引っ掛かりますので、注意が必要です。

オレンズネロを快適に使うためにはある程度の条件が整う必要があります。万能ではありません。しかし、シャープペンシルならではの時々ノックしなくてはいけないとか、ペンをくるくる回す必要があるとか、そういう制約から完全に開放されます。長時間カリカリ書き続ける場合などにその真価を発揮します。

0.2と0.3、どちらがいいかというと、汎用性なら0.3です。0.3+オレンズシステムなら、それほど芯の細さに神経質になる必要はありません。ただし、ペンを回さずに書き続けるとそれなりに筆跡が太くなります。0.2はあまりラフに使うことはおすすめしません。紙質によっては紙面にペン先が食らいつくことがありますし、ガイドパイプが細いので取り扱いには注意したほうがいいです。芯は出続けますが、一本を使い切るのは割と早いです。このようなことを踏まえ、条件が合えば0.2の方が使いやすいと思います。

0.2, 0.3共通のデメリットは芯が割高な点です。純正アインシュタイン芯で比較すると同じ値段で0.5は40本入りなのに対し、0.2は20本、0.3は15本しか入っていません。芯の体積比はv0.2 : v0.3 : v0.5 = 1 : 1.7 : 12.5となります(v0.2, v0.3, v0.5はぞれぞれの芯の体積とする)。当然細いほうが筆記線が細いので、体積比が単純に筆記距離とはなりませんが、コストパフォーマンスがいいとは言えません。

ぺんてる シャープペン オレンズネロ 0.3mm PP3003-A
 

 

 

ぺんてる シャープペン オレンズネロ 0.2mm PP3002-A
 

 

(ジム84回目。明日から土曜日まで福岡、山口出張なので、次に行くのは土曜日か、次の月曜日の予定。)

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